【漫画】小学生あるある「明日牛乳パックがいるから」母、急な話に大慌てで過酷な作業！

「何で今日言うの！」明日までに牛乳パックを空に…

　小学2年生の娘が帰宅後に言ったことは「明日牛乳パックがいるから。工作で使うの」母は「何で今日言うの！」と大慌て。急いでやったこととは……？　

　小学5年生の長女と小学2年生の次女の母親である吉田さん（@irakoir）の2コマエッセイマンガがTwitterで公開されました。学校では授業や行事で使う物を家から持ってくるように言われることがよくありますが、「明日」と言われると焦りますよね。学校の連絡がギリギリなこともありますが、多くは子供が言うのを忘れていて直前になってしまうようです。

　読者からは「あるあるですね」「飲み終わって、ハサミで開いた後に言われる」「子供はこういう生き物です」「前日に言っただけおりこうさん」「登校直前に言われたことある」「これ無理だから、牛乳パック、ペットボトル、ラップの芯など各種保存してある」「夜にノートなくなった報告はやめてほしい」などの声があがりました。

　作者の吉田さんに、お話を聞きました。

ーー牛乳パックのエピソードは小学生あるあるですね。この時の状況を詳しくお聞かせ下さい。

　この時点で家にある牛乳パックに8割ほど牛乳が入っていたので、アイスカフェオレを大量に作って飲みました。子供たちは牛乳嫌いでまったく戦力にならず、私ひとりで奮闘しました。頑張って飲みましたがそれでもまだなくならず、ほかのカップに中身を移し替え、翌日には何とか飲み切りました。

ーー今回の作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声があれば教えて下さい。

　保護者の立場でこの話を読まれる方よりも、ご自身が子供の頃を思い出したという方が多かったです。「自分も親に怒られたなあ」「でも子供だったから予測の立て方が分からなくて」という声が興味深かったです。私自身大人なので準備にどれくらいの時間がかかるか予測できるのですが、子供はまだそれが難しいということに気付かされました。

ーーこれまでにも、学校からの急な連絡で慌てて対応したエピソードはありましたか？

　雷雨や暴風など、天候が悪い時によくあるのが「子供だけで下校させるのは危険なので保護者が迎えに来てください」というお迎え要請です。お迎えが遅い子のママに別のママが個別に連絡を取ったりと、ママ友ネットワークが機能しているのを感じます。

ーー最近投稿されたエッセイマンガで、反響が大きかったもの、ご自身が気に入っているものなどがあればいくつかご紹介いただけますか？

『キラキラスニーカーには勝てない』は子供とファッションの趣味が合わない話で、良くも悪くも反響がありました。『子どもの頃覚えてなぜか忘れずにいた寿限無がはじめて役に立った日』は、「私も暗唱できるけど使い道がない！」という方が多かったです。

　親戚に嫌味を言われたエピソードには、みんな優しい言葉を下さいました。また、支援学級のエピソードに出てくる先生は、いろんな価値観を教えてくれるいい先生です。そして『赤ちゃんの性別の話』は胎児が希望の性別じゃなかったら中絶する話で、結構ある話らしく、怖くなりました。

ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか？

　働くの嫌だなーと思いながら毎日仕事をしているので（笑）、マンガを描くのが息抜きで楽しみになっています。描くことでバランスが取れているような気がします。

　子供がやらかしたことも「いいネタになるな」とプラスにとらえることができるので、これからも描いていきたいと思います。

●吉田さん　前回のインタビュー

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（マグミクス編集部）