アニメの記事一覧
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韓国CGロボットアニメ映画の「長い空白」、その直前に生まれた試行錯誤の2作品
2019.09.24現在、韓国ではCGロボットアニメがブームになっていますが、それらの起源ともいえる2本のCGアニメ映画がありました。興行的には成功とはいえなかったものの、それらの映像には現在のブームにつながる試行錯誤が見られました。
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ヒーローがクズな異色ドラマ『ザ・ボーイズ』 米国で大ヒットの理由とは?
2019.09.132019年夏に「Amazonプライムビデオ」で配信されるや、2週間で最多再生回数記録を達成するなど、話題の海外ドラマ『ザ・ボーイズ』。数多くのヒーロードラマが制作される中で、特に異彩を放ち、18禁ながら驚くほど人気を集めている同作品の魅力はどこにあるのでしょうか。
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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』 綴る想いを受け止めた、観客席の拍手
2019.09.112019年9月6日から3週間の期間限定で劇場公開されている『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝−永遠と自動手記人形−』は、かつて「武器」と呼ばれた両腕を失った少女ヴァイオレットが想いを乗せた手紙を書き、届ける物語。丁寧に描かれた同作品が綴る「想い」は、映画館で多くの観客に届いていました。
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ガンダムを上回る『ザンボット3』の戦争描写が、「23年後」にもたらした衝撃とは
2019.09.05放送開始から40年を迎える、富野由悠季監督の代表作『機動戦士ガンダム』。リアルな設定のロボットアニメとして、今なお衰えぬ人気を誇っています。そんな「ガンダム」を語る上で外すことができないのが、日本サンライズ(現:サンライズ)の記念すべき第1作となった富野監督のブレイク作『無敵超人ザンボット3』でした。「ガンダム」さえも上回るハードな内容だった『ザンボット3』を振り返ります。
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映画『この素晴らしい世界に祝福を!』ー気負わずに楽しめる「異世界もの」の代表作
2019.09.02今やひとつのジャンルとして確立した「異世界転生もの」、その代表的な作品のひとつ『この素晴らしい世界に祝福を!』が、ついに映画化されました。テレビアニメ以上に迫力満点に動くキャラクターたちに注目です。
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「スパイダーマン」は必ず戻ってくる!『ファー・フロム・ホーム』世界的ヒットの理由
2019.08.302019年6月に公開された『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が、『007 スカイフォール』が2012年に樹立した世界累計興収11億ドルを超え、ソニー・ピクチャーズ配給作品としては史上最大のヒットを達成しました。スパイダーマン新シリーズの2作目となった本作は、なぜ多くの観客の心をつかんだのでしょうか。
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【金ロー】『ラピュタ』は滅びの物語ではない? 宮崎監督が描く「理想郷」とは
2019.08.29夏の終わりを告げるように、宮崎駿監督の人気作『天空の城ラピュタ』がテレビ放映されます。すでに何度も観ているはずの『ラピュタ』ですが、年齢を重ね、実社会を経験することで、子どもの頃とは違った印象を感じる視聴者も多いのではないでしょうか。スタジオジブリの記念すべき第1作、『ラピュタ』の魅力を掘り下げてみたいと思います。
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女子も夢中になったロボットアニメ『銀河旋風ブライガー』の、「多彩すぎる」見どころ
2019.08.271980年代のロボットアニメ「銀河旋風ブライガー」は、軽快なノリやおしゃれなセリフ、ルパン三世のSF版のようなキャラクター設定など、個性の強い作品です。凄腕スタッフが集結した本作は女性にも人気で、女性同人誌サークルが増えるきっかけとなった作品でもあります。
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映画『二ノ国』で味わう、触れれば壊れてしまうような「思春期の夏」
2019.08.272019年8月23日(金)より上映がスタートした映画『二ノ国』は、スタジオジブリの鬼才・百瀬義行監督と『妖怪ウォッチ』を生んだレベルファイブ、そして久石譲さんの音楽で彩られた王道ファンタジーの世界。そこで繰り広げられるのは、10代の親友2人のまぶしい青春そのものでした。夏休み最後の思い出にぴったりな同作の魅力を紹介します。
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『崖の上のポニョ』物語の「破綻」すら魅力に変える、宮崎監督の凄み
2019.08.22国民的アニメーション作家、宮崎駿監督の人気作『崖の上のポニョ』が2年ぶりにテレビ放映されます。アンデルセン童話「人魚姫」をモチーフに、宮崎監督のこだわりとイマジネーションが爆発した作品で、そこには物語のフォーマットにとらわれない、近年の宮崎アニメの凄みを感じ取ることができます。