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『鬼滅の刃』漫画第11巻あらすじ 上弦の鬼を倒す! 妓夫太郎と堕姫の哀しい過去

吾峠呼世晴先生による漫画(マンガ)『鬼滅の刃』第11巻(ジャンプコミックス/集英社)のあらすじとみどころを紹介。上弦の陸・妓夫太郎、堕姫と戦う炭治郎たち。毒が回りながらも、音柱・宇髄天元は「譜面」を完成させ、勝機を得ます。首を落とされた兄妹の鬼は、哀しい過去を思い出します。

  • ネタばれ注意

『鬼滅の刃』第11巻について

書名 『鬼滅の刃』11「混戦」
著者 吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
発売日 2018年6月4日
発行日 2018年6月9日
価格 400円+税(440円)
発行所 株式会社集英社(ジャンプコミックス)
ISBN-10 4088813995
ISBN-13 978-4088813998

『鬼滅の刃』第11巻の表紙・裏表紙

著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第11巻(集英社)

『鬼滅の刃』第11巻の表紙には、角が生え、全身に痣が浮かぶ「鬼化」した禰豆子単身のイラストが描かれています。

上弦の陸の兄妹鬼、妓夫太郎と堕姫との花街での戦いは熾烈を極める。次第に柱の宇髄と連携がとれる炭治郎たちだが、宇随や伊之助、善逸は鬼の凶刃に倒れてしまう。仲間が倒れた今、炭治郎は二人の鬼を打ち破れるのか!?

『鬼滅の刃』第11巻のサブタイトル

  • 第89話「混戦」
  • 第90話「感謝する」
  • 第91話「作戦変更」
  • 第92話「虫ケラボンクラのろまの腑抜け」
  • 第93話「絶対あきらめない」
  • 第94話「何とかして」
  • 第95話「最期」
  • 第96話「何度生まれ変わっても<前編>」
  • 第97話「何度生まれ変わっても<後編>」

『鬼滅の刃』第11巻の主な登場キャラクター

竈門炭治郎竈門禰豆子我妻善逸嘴平伊之助宇髄天元伊黒小芭内雛鶴まきを須磨堕姫妓夫太郎猗窩座

『鬼滅の刃』第11巻のあらすじ

 音柱・宇髄天元と炭治郎は上限の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)と、善逸と伊之助は堕姫(だき)と戦いますが、勝機がつかめずにいました。炭治郎が限界を迎えようとするとき、天元の嫁・雛鶴(ひなつる)が妓夫太郎に藤の花の毒が塗られたクナイを放ちます。天元、炭治郎ともに毒で動きが鈍った妓夫太郎に斬り込みます。

 一方、堕姫と戦う善逸と伊之助。妓夫太郎の首を斬りそうな天元の様子を見た伊之助に、善逸は眠ったまま冷静な判断を口にします。堕姫を炭治郎を含めた3人で倒す作戦に変更。善逸と炭治郎で伊之助を守り、二刀流の刃が堕姫の頸を斬り落とします。しかし突然現れた妓夫太郎が左胸をひと突きして、伊之助から頸を奪います。炭治郎が見たのは、腕を失い、倒れている天元。さらに善逸が瓦礫に飲まれます。

 しかし、天元が「譜面」を完成させたことで堕姫と妓夫太郎の頸を落とす勝機を得ます。地獄へ向かう、堕姫とと妓夫太郎の兄妹。炭治郎や天元は妓夫太郎の毒で命の危機に陥りますが、禰豆子の血鬼術で救われます。蛇柱・伊黒小芭内が遅れて応援に現れ、天元にネチネチと嫌味を言います。

 その頃、異空間にある「無限城」に、上弦の参・猗窩座(あかざ)が呼び出されていました。

『鬼滅の刃』第11巻のみどころ

炭治郎と天元の嫁・雛鶴の連携

 上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の攻撃で、善逸は瓦礫の下敷き、伊之助は心臓を突かれ、天元は片腕を失います。「みんなごめん……禰豆子……」という炭治郎の言葉に、「どうしていつも謝るの?」と人間だった頃の禰豆子が現れます。

「貧しかったら不幸なの? 綺麗な着物が着れなかったら可哀想なの? そんなに誰かのせいにしたいの? お父さんが病気で死んだのも悪いことみたい 精一杯頑張っても駄目だったんだから仕方ないじゃない 人間なんだから誰でも…何でも思い通りにはいかないわ」
「幸せかどうかは自分で決める 大切なのは”今”なんだよ 前を向こう 一緒に頑張ろうよ戦おう」
「謝ったりしないで お兄ちゃんならわかってよ 私の気持ちをわかってよ」

 目覚めた炭治郎の前には妓夫太郎が。炭治郎を殺そうとせず、背負った箱からはみ出した禰豆子を見て、妹を守れていないことを嘲笑します。力なく下を向く炭治郎に「そうだお前も鬼になったらどうだ!! 妹のためにも!!」と誘う妓夫太郎。炭治郎は突然上を向くと、妓夫太郎に頭突き。さらに隠し持っていたクナイを刺していました。間髪入れず、妓夫太郎の首目がけて日輪刀を振り下ろします。

 炭治郎にこっそりクナイを渡していた雛鶴。意外なふたりの連携が、妓夫太郎を倒す大きな契機となります。

天元の譜面、炭治郎の痣

「『譜面』が完成した!!! 勝ちに行くぞォオ!!!」

「譜面」が完成した天元は、唄に合いの手を入れるように音の隙間を攻撃して、打撃が加えられるように。しかし毒が回った天元は頸が狙えず、炭治郎が斬るしかない状況でした。顎に妓夫太郎の鎌を受けても、炭治郎はなおも頸を斬ろうとします。

 そして、炭治郎の額に、痣(あざ)が発現。さらに、心臓を刺されたはずの伊之助が善逸に加勢し、堕姫の首を斬ろうとしていました。3人の渾身の攻撃で「お兄ちゃん何とかしてお兄ちゃん!!」という堕姫の言葉も届かず、妓夫太郎兄妹の頸が転がり落ちました。

「音柱」である天元の譜面と、今後の物語のキーとなる、炭治郎の痣。全てのパーツがそろったことで、上弦の陸が倒されます。

妓夫太郎と堕姫の過去

 頸だけになった堕姫に「お前なんか生まれてこなきゃ良かった」と言おうとする妓夫太郎の口を、炭治郎が手でふさぎます。

「嘘だよ」
「君たちのしたことは誰も許してくれない 殺してきた沢山の人に恨まれ憎まれて罵倒される 味方してくれる人なんていない だからせめて二人だけはお互いを罵り合ったら駄目だ」

 消えていく堕姫に「梅!!」と人間だった頃の名を呼ぶ妓夫太郎。「梅」という名は、亡くなった母の病名からつけられたものでした。美貌が全ての価値基準である遊郭では、醜い妓夫太郎は嫌われていました。しかし美しい妹の梅が生まれてから、妓夫太郎の人生が変わります。

 けんかが強いことに気付き、取り立ての仕事を始めると、人々から恐れられるようになり、気分が良く感じます。美人の妹がいることで人生が良くなっていくと感じていた妓夫太郎でしたが、あるとき梅は客である侍の目を簪(かんざし)で突いて失明させてしまいます。その報復として生きたまま焼かれ、妓夫太郎が戻ったときには丸焦げの状態でした。妓夫太郎も殺そうとした侍を返り討ちにした彼の前に現れたのは、上弦の陸・童磨(どうま)。妓夫太郎は血を与えられ、鬼になります。

 地獄へ向かう真っ暗な場所に立つ妓夫太郎を「お兄ちゃあん!」と呼ぶ梅。「明るい方へ行け」という妓夫太郎に梅は抱きつき、「離れない!! 絶対離れないから ずっと一緒にいるんだから!! 何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!!」と泣き叫びます。

 幼い頃、空腹でも温め合いながら「ずっと一緒だ」と約束していた兄妹。妓夫太郎と堕姫が消えていくのを、炭治郎と禰豆子は見守りました。

「日本一慈しい(やさしい)鬼退治」の物語である『鬼滅の刃』。炭治郎の、鬼に対しても慈愛の心を向ける姿が印象的なシーンです。

『鬼滅の刃』第11巻はどこまでアニメ化された?

『鬼滅の刃』第11巻のストーリーは、まだアニメ化されていません。アニメ化されているのは、2021年5月現在「無限列車編」までです。単行本では第8巻までがアニメ化されました。第9巻から第11巻にかけての「遊郭編」は、2021年にアニメ化されると発表されています。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(マグミクス編集部)

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