『鬼滅の刃』漫画第13巻あらすじ 分裂する半天狗 不死川兄弟の過去が明らかに!
吾峠呼世晴先生による漫画(マンガ)『鬼滅の刃』第13巻(ジャンプコミックス/集英社)のあらすじとみどころを紹介。炭治郎たちは4体に分裂した上弦の肆・半天狗たちに苦戦する中、禰豆子の力で「爆血刀」を編み出します。また、里を襲う玉壺に霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃が応戦。戦いの中で、不死川玄弥は過去を思います。
『鬼滅の刃』第13巻について
書名 | 『鬼滅の刃』13「遷移変転」 |
著者 | 吾峠呼世晴(ごとうげこよはる) |
発売日 | 2018年11月2日 |
発行日 | 2018年11月7日 |
価格 | 400円+税(440円) |
発行所 | 株式会社集英社(ジャンプコミックス) |
ISBN-10 | 4088816269 |
ISBN-13 | 978-4088816265 |
『鬼滅の刃』第13巻の表紙・裏表紙
『鬼滅の刃』第13巻の表紙には、日輪刀を口に、銃を手にした不死川玄弥の姿が描かれています。
上弦の鬼・半天狗と玉壺が、隠れ里である刀鍛冶の里に襲来!? 攻撃するたび分裂して威力を増す半天狗に、炭治郎と玄弥は苦戦を強いられる。一方、他人への関心が薄い霞柱・時透は、鬼に襲われている小鉄を目撃して…!?
『鬼滅の刃』第13巻のサブタイトル
- 第107話「邪魔」
- 第108話「時透君ありがとう」
- 第109話「死なない」
- 第110話「あばら屋でこそこそ」
- 第111話「芸術家気取り」
- 第112話「遷移変転」
- 第113話「赫刀」
- 第114話「認められたかった」
- 第115話「柱に」
『鬼滅の刃』第13巻の主な登場キャラクター
竈門炭治郎、竈門禰豆子、甘露寺蜜璃、時透無一郎、不死川玄弥、小鉄、半天狗、玉壺
『鬼滅の刃』第13巻のあらすじ
刀鍛治の里を襲撃した上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)。炭治郎、禰豆子、霞柱・時透無一郎、不死川玄弥が応戦しますが、4体に分裂した半天狗に苦戦します。無一郎は半天狗の術で飛ばされ、鬼に襲われている小鉄を発見。新しい刀を受け取るため、刀鍛治の鉄穴森(かなもり)のもとへ向かいますが、上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)が待ち受けていました。
恋柱・甘露寺蜜璃が駆けつけ、里の長・鉄地河原鉄珍(てっちかわはら・てっちん)を救出。一方、4体の半天狗も炭治郎たちもお互い決定的な一撃を与えられない状態に陥ります。
『鬼滅の刃』第13巻のみどころ
分裂を繰り返す厄介な敵、半天狗
上弦の肆・半天狗は空喜(うろぎ)、積怒(せきど)、可楽(からく)、哀絶(あいぜつ)の4体に分裂し、それぞれが違った能力で攻撃を仕掛けてきます。炭治郎が3体、玄弥が1体倒しても、消えないことで、本体は別にいることが明らかに。上弦の陸との戦いを乗り越えた炭治郎と禰豆子、そして玄弥の3人がかりでも苦戦する、過酷な戦いです。
爆血刀
複数体を相手に混乱を極める、半天狗との戦い。禰豆子は炭治郎の刀を握り、血を流します。禰豆子の「血鬼術・爆血」で、血に染まった炭治郎の刀は赤く燃え上がり、「爆血刀(ばっけつとう)」へ変わったのです。
半天狗たちは、赤い刀・赫刀に、かつて鬼舞辻無惨を追い詰めた剣士の記憶を見ます。炭治郎と禰豆子の兄妹の絆が、強敵を前にして大きな力となるシーンのひとつです。
不死川兄弟の過去
「俺の名前は不死川玄弥 しっかり覚えろよ テメェを殺す男の名前だァ」
半天狗からの攻撃を受けても念仏を唱え続けて立ち上がり、日輪刀と銃を構える玄弥。このセリフは、兄・実弥の受け売りのようです。
不死川兄弟は乱暴な父親の死後、小柄でも働き者の母とたくさんの兄弟で暮らしていました。
しかしある夜、母親は鬼になってしまい、玄弥の弟妹、就也・弘・こと・貞子(ていこ)・寿美(すみ)は全員殺されました。朝になって玄弥が見たものは、母の遺体とナタをもって立ちすくむ兄・実弥の姿。実弥は鬼に変わった母を倒したのですが、玄弥はとっさに兄を「人殺し!!」とののしってしまいます。
玄弥はずっと後悔し、兄・実弥に謝りたいと思っていました。兄に認められるため、柱を目指す玄弥。兄に謝れないまま、死を迎えようとした玄弥を救ったのは炭治郎でした。自分の力では半天狗を斬れないと判断し、炭治郎の刀に託すのです。
初対面では案内役の女の子に暴力をふるい、2度めは炭治郎を無視した玄弥。兄に追いつこうとする焦りが、玄弥の視界をせばめていたようです。炭治郎との共闘で、玄弥は人間として、鬼殺隊士として、大きく成長します。
『鬼滅の刃』第13巻はどこまでアニメ化された?
『鬼滅の刃』第13巻のストーリーは、2023年4月~6月にかけてTV放送された「刀鍛冶の里編」でアニメ化されました。
※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
(マグミクス編集部)