『鬼滅の刃』漫画第18巻あらすじ 猗窩座、恋雪との悲惨な記憶が戻る
吾峠呼世晴先生による漫画(マンガ)『鬼滅の刃』第18巻(ジャンプコミックス/集英社)のあらすじを紹介。「透き通る世界」に入れた炭治郎は、ついに猗窩座の首を落とします。人間だった頃の記憶が戻る猗窩座。童磨と戦う栗花落カナヲに、伊之助が加勢します。
- ネタばれ注意
『鬼滅の刃』第18巻について
書名 | 『鬼滅の刃』18「懐古強襲」 |
著者 | 吾峠呼世晴(ごとうげこよはる) |
発売日 | 2019年12月4日 |
発行日 | 2019年12月9日 |
価格 | 440円+税(484円) |
発行所 | 株式会社集英社(ジャンプコミックス) |
ISBN-10 | 4088821416 |
ISBN-13 | 978-4088821412 |
『鬼滅の刃』第18巻の表紙・裏表紙
『鬼滅の刃』第18巻の表紙には、横座りする鬼殺隊士・栗花落カナヲの姿が描かれています。
上弦の参・猗窩座と対峙する炭治郎と冨岡。その圧倒的な力に対し防戦一方の二人だが、熾烈を極める戦いの中、炭治郎は父親から教えられた「透き通る世界」の境地に到達する! 炭治郎の剣は果たして猗窩座に届くのか…!?
『鬼滅の刃』第18巻のサブタイトル
- 第152話「透き通る世界」
- 第153話「引かれる」
- 第154話「懐古強襲」
- 第155話「役立たずの狛犬」
- 第156話「ありがとう」
- 第157話「舞い戻る魂」
- 第158話「破茶滅茶」
- 第159話「顔」
- 第160話「重なる面影:蘇る記憶」
『鬼滅の刃』第18巻の主な登場キャラクター
竈門炭治郎、嘴平伊之助、冨岡義勇、栗花落カナヲ、童磨、猗窩座、慶蔵、恋雪、琴葉
『鬼滅の刃』第18巻のあらすじ
炭治郎、水柱・冨岡義勇と上弦の参・猗窩座の戦いは最終局面を迎えます。しかし、猗窩座は頸を斬られても体が崩壊を始めません。猗窩座が人間だった頃の名前は「狛治(はくじ)」。病弱だった父親、恩師である慶蔵(けいぞう)、その娘・恋雪(こゆき)の記憶が戻ります。
上弦の弐・童磨と戦うのは栗花落カナヲ。日輪刀を奪われたところに伊之助が現れ、加勢します。伊之助の素顔に見覚えがあるという童磨。童磨は、伊之助の母・琴葉を知っていました。
『鬼滅の刃』第18巻のみどころ
猗窩座の過去
狛治さん もうやめて
頸を落とされても倒れない猗窩座の腕を引いた女性はかつての婚約者、恋雪でした。人間時代の猗窩座、狛治は父のために盗みを働き、捕まらないため、強くなろうとしました。
しかし、父は狛治に迷惑をかけたことを詫び、「人様から金品を奪ってまで生き永らえたくはない」と自害してしまいます。荒れ狂う狛治の前に、素手で戦う武術・素流の道場主である慶蔵が現れ、妻が入水自殺してしまったといい、妻の代わりに病気の娘・恋雪の看病を狛治に任せます。
その後、狛治が18歳、恋雪が16歳のとき、ふたりは婚約。しかし、狛治が父の墓に報告に行っている間に、隣の道場の者が井戸に毒を入れ、慶蔵と恋雪は殺されてしまいます。花火を見ながら、誰よりも強くなって、一生恋雪を守ると誓った狛治の誓いは果たされませんでした。
炭治郎と義勇を極限まで追い詰めた強敵、猗窩座の過去はあまりにも悲しいものでした。
感情を動かされる、栗花落カナヲと伊之助
鬼の死に涙する童磨に、栗花落カナヲは薄暗い表情で笑います。
「もう嘘ばっかり吐かなくていいから」
「貴方のことを気の毒だと 死の間際にカナエさんが言っていた」
「貴方何もかんじないんでしょ?」
「貴方 何のために生まれてきたの?」
カナヲの言葉に、童磨は「何でそんな酷いこと言うのかな?」と静かな怒りを見せます。自分の心の声が小さかったカナヲは、仇に対して激しい怒りを抱き、感情を制御しながら憎しみを口にできるまでに変わっていました。
そして、伊之助の感情にも大きな変化が現れます。鎹鴉に案内され、天井を突き破ってカナヲと童磨の前に登場した伊之助。猪の被り物を奪ってその素顔を見た童磨は、どこかで会ったことがある、君を知ってると言います。
童磨は15年前の記憶から、夫に殴られ、姑にいじめらて逃げてきた17,8歳くらいの女性を極楽教で保護した経緯を語ります。童磨は、その女性を伊之助の母親だと言うのです。自分の親は猪だと言い張る伊之助ですが、「ゆびきりげんまん」の歌に、母の面影を思い出すのです。
『鬼滅の刃』第18巻はどこまでアニメ化された?
『鬼滅の刃』第18巻のストーリーは、TVアニメ「柱稽古編」最終回放送後、「無限城編」として劇場3部作の制作が発表されました。
(マグミクス編集部)