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『鬼滅の刃』漫画第21巻あらすじ 無限城から地上へ、最終決戦・継国縁壱の記憶

吾峠呼世晴先生による漫画(マンガ)『鬼滅の刃』第21巻(ジャンプコミックス/集英社)のあらすじを紹介。鬼舞辻無惨と鬼殺隊士たちの死闘は続き、愈史郎が上弦の肆・鳴女の視界を奪うことで総力戦を狙います。無限城が崩壊し、鬼殺隊士たちは地上へ。無惨との最終戦が始まります。

  • ネタばれ注意

『鬼滅の刃』第21巻について

書名 『鬼滅の刃』21「古の記憶」
著者 吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
発売日 2020年7月3日
発行日 2020年7月8日
価格 440円+税(484円)
発行所 株式会社集英社(ジャンプコミックス)
ISBN-10 4088823494
ISBN-13 978-4088823492

『鬼滅の刃』第21巻の表紙・裏表紙

『鬼滅の刃』第21巻の表紙には、微笑みながら腰掛ける珠世と、珠世の手を取る愈史郎の姿が描かれています。

上弦の壱との激闘、決着の刻!! 死力を尽くした戦いの末に、辛くも勝利した鬼殺隊だが、その代償はあまりにも大きかった…。さらに無限城の奥底で、鬼の始祖・鬼舞辻無惨が動き出す…! その時、炭治郎は──!?

『鬼滅の刃』第21巻のサブタイトル

  • 第179話「兄を想い弟を想い」
  • 第180話「恢復」
  • 第181話「大災」
  • 第182話「激怒」
  • 第183話「鬩ぎ合い」
  • 第184話「戦線離脱」
  • 第185話「匂いのない世界」
  • 第186話「古の記憶」
  • 第187話「無垢なる人」

『鬼滅の刃』第21巻の主な登場キャラクター

竈門炭治郎竈門禰豆子冨岡義勇悲鳴嶼行冥時透無一郎不死川実弥甘露寺蜜璃伊黒小芭内不死川玄弥竹内珠世愈史郎鬼舞辻無惨鳴女継国縁壱、うた、炭吉、すやこ

『鬼滅の刃』第21巻のあらすじ

 産屋敷邸では、戦いの指揮をとる産屋敷輝利哉が鬼舞辻無惨の復活を知ります。しかし、多くの隊士たちが無惨のもとに向かっていました。輝利哉は待機命令を出すも、隊士たちは無惨に喰われ、復活の糧にされてしまいます。輝利哉は采配をしくじったと焦り、茫然自失。妹のくいなは輝利哉の頬をはたき、「しっかりなさいませお館様!!」と叱咤します。過去の当主たちも負ってきた重圧。輝利哉は冷静になり、体勢を整えるために指示を出します。

 そしてついに、炭治郎と水柱・冨岡義勇がついに無惨と遭遇します。無惨はふたりに対し、「しつこい」と口にします。無限城を操る鳴女を支配しようとする愈史郎でしたが、無惨はそれを阻止するため鳴女を殺害。無限城は崩壊を始めます。崩壊した無限城は地上へ。場所は市街地、そして夜明けまでまだ1時間半もありました。無惨の毒を含んだ攻撃を受けた炭治郎は顔半分の細胞が崩壊した状態に。気を失った炭治郎は、祖先の記憶を見ます。

『鬼滅の刃』第21巻のみどころ

鬼舞辻無惨「異常者の相手は疲れた」

「お前たちは生き残ったのだからそれで十分だろう」
「私に殺されることは大災に遭ったのと同じだと思え」
「天変地異に復讐しようという者はいない」
「死んだ人間が生き返ることはないのだ いつまでもそんなことに拘っていないで日銭を稼いで静かに暮せば良いだろう」
「異常者の相手は疲れた」

 家族の仇を討つため、人々を守るために戦う鬼殺隊を「異常者」と呼ばわる無惨に、炭治郎は「お前何を言っているんだ」と驚愕。「お前は存在してはいけない生き物だ」とうつろな目で口にします。遭遇時は激怒していた炭治郎。無惨の言葉に、怒りを通り越して感情が鎮まっていく様子は「嵐の前の静けさ」。これから始まる最後の戦いが熾烈なものであると予感させます。

炭治郎が見た、祖先の記憶

 無限城崩壊後、炭治郎は無惨の毒で倒れます。

 炭治郎がいたのは、自分の家と似ているけれど違う場所。そして、「始まりの呼吸」の剣士・継国縁壱(つぎくに・よりいち)が現れます。誰かと話がしたかったという縁壱は、「随分考えて思い浮かんだのがお前とすやこの顔だった」と言います。炭治郎は「二年振りでしょうか」「あの時赤ん坊だったすみれもこんなに大きくなりました」と答え、自分が祖先の記憶を見ていることに気付きます。

 無惨を倒すために特別強く生まれたと考える縁壱。無惨を倒しそこねたことを「心苦しい」と炭治郎の意識が宿る祖先・炭吉に語ります。その様子を見ていた炭治郎は、縁壱の心が慰められることを願いました。

『鬼滅の刃』第21巻はどこまでアニメ化された?

『鬼滅の刃』第21巻のストーリーは、TVアニメ「柱稽古編」最終回放送後、劇場3部作の制作が発表されました。「無限城編」が終わり、地上に出たあとのエピソードについては未定です。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(マグミクス編集部)

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