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「おじさん」キャラがうまい漫画家と言えば?「みんなリアルにいそう」

かわいい女の子やイケメンだけでなく、魅力的なおじさんキャラが活躍するマンガも珍しくありません。ネット上でも「おじさんキャラを描くのがうまい漫画家といえば?」と話題になっていました。『SLAM DUNK』や『ゴールデンカムイ』など、魅力的なおじさんたちが活躍する作品に注目します。

個性豊かなおじさんたちに注目!

『鋼の錬金術師』第4巻(著:荒川弘/スクウェア・エニックス)
『鋼の錬金術師』第4巻(著:荒川弘/スクウェア・エニックス)

 マンガの人気キャラといえばかわいい女の子やイケメン…… という固定観念は古いもの。おじさんキャラがメインで活躍するなど、多くのファンの心をつかんでいる作品も珍しくありません。ネット上では「おじさんキャラを描くのがうまい漫画家といえば?」と話題になっていました。

 まず名前が挙がったのは、人気バスケマンガ『SLAM DUNK』の井上雄彦先生です。同作のおじさんキャラといえば、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」などの名言でおなじみの安西先生ではないでしょうか。他にも海南大附属高校の高頭力監督や、豊玉高校の北野監督など各校を支えるさまざまな監督が登場。「監督たちがみんなリアルにいそうなおじさんで、画力の高さを感じる」といった声が寄せられています。

 野田サトル先生の『ゴールデンカムイ』も、多種多様なおじさんキャラが登場する作品でしょう。長い白髪が特徴的な土方歳三や「謎の色気がすごい」と人気の鶴見中尉、中年キャラのなかでも特に読者から愛されている門倉……。個性豊かで渋いおじさんキャラたちが大活躍しており、年をとった人物でも見事にカッコよく描かれています。またコミックスの特典として、登場するおじさんキャラたちが描かれた「TOG ―トレーディングオジサン―」というトレーディングカードが配布されたことも。読者のニーズを理解した企画だと言わざるを得ません。

 ギャグマンガならではの面白いおじさんキャラに定評があるのが、『銀魂』の空知英秋先生です。例えば『銀魂』のマダオは、「まるでダメなおっさん」の略。アニメシリーズでマダオ(長谷川泰三)を演じた声優・立木文彦さんは実写映画でも長谷川役を演じて話題になりました。長谷川だけではなく、松平片栗虎や阿伏兎なども人気のキャラクターです。

 他にも「『鋼の錬金術師』とか、荒川弘先生のマンガはおじさんキャラもしっかり見せ場があって好き」「南勝久先生の『ザ・ファブル』はおじさんの描き方が超リアル」といったコメントが挙がっています。

(マグミクス編集部)