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『ダーティペア』さまざまな「当たり前」をくつがえす 思春期の少年心をつかんだ美女2人

1985年7月15日はTVアニメ『ダーティペア』の放送が開始された日です。ユリとケイ、二人の美女が銀河を舞台に活躍するスペースオペラ作品で、日本初の女性ペアを主人公としたSFアクションアニメとして、今も燦然たる存在感を放ち続けている作品です。

セクシー美女・ユリとケイの強烈なインパクト

『EMOTION the Best ダーティペア 劇場版』DVD(バンダイビジュアル)
『EMOTION the Best ダーティペア 劇場版』DVD(バンダイビジュアル)

 1985年7月15日は『ダーティペア』の放送が開始された日です。高千穂遙氏の原作を元に作られたTVアニメで、ユリとケイ、ふたりの美女が銀河を舞台に活躍するスペースオペラ作品として強烈なインパクトをもたらしました。TV放送の終了後も劇場版やOVAなど多数の作品が製作され、2019年には「S-Fマガジン」に初の短編が掲載されてから40年が経ったことを記念して、『ダーティペア COMPLETE Blu-ray BOX』が発売されるなど今なお人気の高い作品です。

 いま、改めて『ダーティペア』のことを思い返すと、さまざまな当たり前をくつがえした作品であることに驚かされます。女性が主人公の作品は当時も数多く存在していましたが、その大半は魔法少女ものや少女マンガ原作もの、『アルプスの少女ハイジ』や『赤毛のアン』などを代表作に持つ世界名作劇場の作品群でした。SF小説を原作とした女性ペアが主人公のアニメが企画されたこと自体、極めて異例な話なのです。

 特に女性が主人公のアニメ場合、ドタバタした展開であったとしても、魔法などのなんらかの力で無事に収束することが多かったように思えます。『ダーティペア』のように主人公たちが率先して状況をひっかきまわし、損害を拡大させ、ひどい時は惑星の破壊に至るトラブルメーカーとしての女性が登場したことは、アニメにおけるエポックメーキングな出来事と言えるでしょう。

 また、当時はSFロボットアニメが非常に多かった時代です。同じ1985年に放送された『機動戦士Zガンダム』『超獣機神ダンクーガ』『蒼き流星SPTレイズナー』『忍者戦士飛影』のうち、『Zガンダム』を除く三作品が打ち切りに遭うなど勢いは衰えつつあったものの、過去の作品の再放送は盛んに行われており、強い存在感を持っていました。

 そのような状況下で、水着のような衣装に身を包んだセクシーな美女が宇宙を舞台に派手なアクションを披露するのですから、非常に目立ちます。特に『機動戦士ガンダム』を小さい頃から見ていた世代が徐々に思春期に差し掛かるタイミングだったこともあり、当時の少年たちの心をわしづかみにしたのも当然と言えるでしょう。

【画像】当時の少年の目を釘付けに! ユリとケイの露出多め衣装(6枚)

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