『ハンター×ハンター』キルアの兄弟・アルカの正体を考察 五大厄災「アイ」とのつながりが?
冨樫義博先生が描く大人気マンガ『HUNTER×HUNTER』には主人公の「ゴン」をはじめ、さまざまな魅力的なキャラが登場します。そのなかでも密かに注目を集めているのが「キルア」の兄弟である「アルカ」。今回は「アルカ」の謎と5つの厄災のひとつ「ガス生命体アイ」のつながりについて考察します。
謎多き「アルカ」と「ガス生命体アイ」
『幽☆遊☆白書』や『レベルE』などの代表作を持つ冨樫義博先生。最近では、Twitterのアカウントが開設され、間もなく連載再開ではと日々話題を集めています。1998年より「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』はアニメ化もされた大ヒット作品。作中には主人公の「ゴン」をはじめ、「キルア」や「クラピカ」などのさまざまな魅力的なキャラクターが登場します。
不思議なキャラも存在し、注目を集めているのが「キルア」の兄弟である「アルカ」です。Twitterでは「アルカの正体が気になる!」「アルカにもっと焦点当てたストーリーが見たいな」といった声もあがっています。そこで今回はまだ謎の多い「アルカ」の正体について考察します。
「アルカ」は暗殺一家「ゾルディック家」の一員で、5人兄弟の4番目です。「アルカ」のなかには別人格である「ナニカ」が存在するなど謎が多く、性別も分かっていません。最大の謎はその能力。「アルカ」の3つの「おねだり」を聞くと、どんな「お願い」でもひとつ叶えてくれます。ただし「おねだり」と「お願い」は等価交換。つまり願い事が大きくなるほど、次に別の人間が聞く「おねだり」の難易度も上がります。「おねだり」を4回連続で断ると、待ち受けるのは死……。断った本人とその最愛の人の最低ふたりが同時に命を落とします。
謎が多い「アルカ」ですが、特に気になるのはその正体です。ファンの間では暗黒大陸から人間界にもたらされた5つの厄災のひとつ「ガス生命体アイ」と関係があるのではないかと言われています。その理由にはさまざまなものが挙げられていますが、最も有力なのは「ナニカ」の情報。単行本で暗黒大陸出身であることが判明しました。また信ぴょう性を高めるのが「ナニカ」の口癖「あい」。Twitterではこの言葉が「ガス生命体アイとのつながりを示唆しているのでは?」とも言われています。
他にも「キルア」がガス生命体アイに取り憑かれている説や、過去に暗黒大陸に乗り込んだ「ジグ=ゾルディック」がアイを持ち帰った説も存在します。まだ不明な点が多いですが、「ゾルディック家」とガス生命体アイには何かしらのつながりがあるのかもしれません。
(マグミクス編集部)