【漫画】道路上に見かける謎の「白い点々」は何?「暗号に使えそう」女子高生が部活で調査!
部室で暇を持て余しているふたりの女子高生たちは、「何か活動しよう!」と外に出ました。すると道路上に点状の白線を見つけました。これは一体? けんさんのマンガが「ためになる」と話題です。
道路上の「白い点」に隠された法則とは?「なるほど」「面白い」
部室で何もすることがなく、暇を持て余しているふたりの女子高生たち。「何か活動しよう!」と外に出ると、道路上に点状の白線を見つけました。これは「止まれ」の道路標示が摩耗して消えてしまい、線が重なった部分だけが残ったもの。ふたりはこの「文字の残り方」について調べることに……。
けんさん(@nomorehole2)による創作マンガ『道路上の謎の白い点の話です。』がTwitterで公開されました。本作は「コミプレ」にて、なか憲人さん名義で連載中の『とくにある日々』からの一編。道路で時々見かけて「何だろう」と思いつつ、深掘りすることが少ない「白い点」についての調査が興味深いエピソードです。
読者からは「なるほど」「面白い」「一見どうでもよさそうな事柄が社会の役に立ついい話」「暗号として使えそう」「青春を感じた」などの声があがり、Twitter投稿は1.6万いいねの反響が集まっています。
作者のけんさんに、お話を聞きました。
ーー『道路上の謎の白い点の話です。』のエピソードは勉強になります。これはけんさんご自身が気になって調べられたのでしょうか?
そうです。実際に前住んでいた町に白い点があって、ああ重なってる部分だけ残ってるんだなと思ったのが最初です。その時の写真はもうないのですが、今住んでる町にもちょうどきれいに残っていたのがあったので、こういう状態は結構よくあるんだろうなと思っています。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声があれば教えて下さい。
おそらく実際に道路の白線を引く仕事に従事されている方だと思うのですが、「ひらがなはやりたくない」という声があって、丸っこい線を引くのは難しいんだろうなと思いました。インフラの維持をして下さっている方々、ありがとうございます。
ーー『とくにある日々』の単行本1巻が発売中です。収録内容や見どころなどをご紹介いただけますか?
学園ものなんですが、あんまり特に目的のないふたりに、目的のないままになるべくいろんなことをさせたいので、周りの状況は変なものにしたいと思って、変な部活動をいくつか設置しています。お嬢様のふりをする「お嬢様部」や、学内にオブジェクトを設置する「設置部」などです。
ーー今後の活動のご予定について教えて下さい。
『とくにある日々』の2巻が2022年8月29日に発売予定です。よろしくお願い致します。
(マグミクス編集部)