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7月26日は「幽霊の日」 孫悟空が二度生き返ることになった意外な理由とは?

意外にもメインキャラのほとんどが死亡経験者である『ドラゴンボール』。いわゆる「幽霊」経験者ということになります。そのなかでも最強の幽霊である悟空は、生前以上の力を持っていました。

『ドラゴンボール』のキャラはほとんどが幽霊経験者?

 悟空が魔人ブウとの壮絶な戦いを終え、平和を取り戻した地球のその後を描くアニメ「ドラゴンボール超 TVシリーズ コンプリートBOX」(東映)
悟空が魔人ブウとの壮絶な戦いを終え、平和を取り戻した地球のその後を描くアニメ「ドラゴンボール超 TVシリーズ コンプリートBOX」(東映)

 本日7月26日は「幽霊の日」。その起源は古く1825年、江戸時代に『東海道四谷怪談』が初演された日だからだそうです。

 近年、幽霊というと怪談のようなものだけでなく、さまざまなジャンルの作品で登場していました。なかでもアニメやマンガの分野では、よく描かれる存在かもしれません。人によって、いろいろな幽霊キャラを思い出すことでしょう。そのなかで筆者が今回注目したのが『ドラゴンボール』でした。

 一見すると幽霊とはまったく無縁の作品に思えますが、登場人物のほとんどが死んでいるという点を考えると、幽霊になったことのあるキャラがもっとも多かった作品かもしれません。すべてはドラゴンボールで生き返っているからで、幽霊を意味する頭の輪をつけたキャラは多く存在します。

 特に主人公である孫悟空は二度も死んだうえに、二度も生き返っていました。幽霊と言うには異論を唱える人もいるでしょうが、個人的には「史上最強の幽霊」と言える存在だと思います。

 この『ドラゴンボール』の世界の幽霊は、大きくふたつの存在に別れていました。ひとつは霊魂とも言える魂だけの存在。個別に見分けられない昔ながらの人魂のようなオバケの形です。閻魔大王に審判してもらうため、列を作って並んでいました。基本的に死後の状態はこの形のようです。

 もうひとつは肉体を持った状態。頭に輪がある以外は生前と変わらない姿をしています。この際、本来の肉体はどんな状態にあっても大丈夫なようで、魔人ブウとの戦いで粉々になったベジータも再生された状態で登場していました。

 ただ、肉体は再生できても生前のものがベースであるようで、ラディッツとの戦いで死んだ悟空の身体はあの世での修行のため、現世から姿を消しています。また、年齢も死んだときの状態が維持されるらしく、悟空の育ての親だった孫悟飯は死んだ直後と思われる状態で悟空の前に現れていました。

 特筆すべきは、この肉体がある状態の利点です。それは生前と同じく、肉体を鍛えられることでした。悟空は死んでいる状態で超(スーパー)サイヤ人2はおろか、誰にも到達できなかった超サイヤ人3まで習得していました。

 永遠に滅ぶことのない肉体でどこまでも修行できる環境は、悟空にとっては夢のような環境だったことでしょう。生前、「精神と時の部屋」での修行時に休むことの重要性を語り、自身が超サイヤ人2になることをあきらめていた悟空ですが、死んでからは超サイヤ人3になっただけでなく、フュージョンといった新技の習得もしていました。まさしくあの世は、修行好きな悟空にとって天国だったかもしれません。

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