いつの間にか身についた!アニメ&ゲーム由来のセリフたち 原作にない「ワクワクすっぞ!」
大好きなアニメ&マンガやゲームに出てきた言葉は、名言でもないのになぜか口をついて出てしまうことがあります。いつの間にか身についたそんな言葉こそ、作品を愛した証でしょう。
口をついて出る言葉で知る自分のアニメ&マンガ愛・ゲーム愛

『SLUM DUNK(スラムダンク)』の「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」や、ゲーム『ファイナルファンタジーIX』の「誰かを助けるのに理由がいるかい?」など、マンガやゲームのなかには、ときとして人生を変えるほど心に残る名言があるものです。
その一方、名言でもないのになぜか忘れられない……というよりも、知らずにインプットされてしまったようなセリフもあるものです。たとえば立派なお年のサラリーマンが、酔っ払って「ばいちゃ!」などと手を振っている光景を見ると「あぁ、アラレちゃんが好きだったんだな」と微笑ましく思ってしまうように。
そんな、知らずにインプットされて体に染みついた人も多いであろう「アニメ・マンガ由来」「ゲーム由来」のセリフをピックアップしてみました。
●反射神経で言ってしまうセリフたち
とっさの場面でついつい口から出てしまう言葉はありませんか? たとえば驚いたときに「ゲェーッ!」と言ってしまうとしたら、それは『キン肉マン』(著:ゆでたまご)由来の言葉です。もちろん多くの人から「わかってるよっ!」とツッコミが入ったことでしょうが、「そういえば……」と改めて思い起こした人がいるとしたら、それは由来も忘れるほど体に染みついていた証でしょう。もしくは、子供たちの間で大流行したので、2次的にインプットされたのかもしれません。
同じく驚いたときに「はうあ!」と言ってしまったら、ほぼ間違いなく漫☆画太郎先生からのインプットです。作品を問わずさまざまな衝撃場面でキャラクターたちが叫ぶ「はうあ!」は、特殊な言葉すぎて口をつくことなどないと思われるかもしれませんが、あるんです。面白半分に使っているうちに身についてしまうことが。実は筆者もそのひとりです。ちなみに、キューライス先生の作品でも、ときおりスキウサギやスキネズミが「はうあ!」と驚いていますが、もしかして先生も……?
なにかことが起こると「なにィ」と言ってしまう人は、『キャプテン翼』(著:高橋陽一)からインプットされた可能性、大です。『キャプ翼』ワールドでは、誰かがナイスプレーをみせれば「なにィ」、意見されれば「なにィ」、イエローカードを出されれば「なにィ」……とテンポ良く繰り出され、ついついこちらも口に出してみたくなってしまうのです。メッシやネイマールなど『キャプテン翼』大ファンを公言するスター選手たちももしかしたら、自国の言葉の「なにィ」が、体に染みついているかもしれません。