強くはないけど! 周囲を支える最高の「サポート系能力」キャラたち
『黒子のバスケ』の黒子や『プリコネ』の主人公など、マンガ・ゲーム内において周囲を支えるサポート系能力の持ち主に注目してみました。必ずしも身体能力が高いわけではないところもサポート系キャラの特徴のひとつ? ネット上では『HUNTER×HUNTER』のセンリツや『DRAGON BALL』のヤジロベーを推す声も聞かれます。
サポートキャラに必要なのは強さではなく人格?
「アニメ・マンガやゲームに登場するサポート系能力キャラ」と聞いて誰を思い浮かべますか? 主人公格でいうと『黒子のバスケ』の黒子テツヤや、『プリンセスコネクト!Re:Dive』の主人公(ユウキ)などが挙げられるのではないでしょうか。
『黒子のバスケ』の黒子は、身体能力がさほど高いわけではありません。しかし自身の「影の薄さ」と「優れた観察眼」で、「視線誘導(ミスディレクション)」や「加速するパス」を使い味方をサポートする重要な存在です。
『プリンセスコネクト!Re:Dive』のユウキも、「プリンセスナイト」という指揮特化ジョブで味方の能力強化が可能。ユウキは記憶をなくしているという設定のため、ヒロインたちは世話を焼きながらも実は癒やしをもらっているのかもしれません。「サポートキャラとしては優勝なのでは」との声も聞かれました。
ネット上で「他者を癒やす念能力はサポートに最適!」と評判なのが、『HUNTER×HUNTER』のセンリツです。主にフルートの演奏で味方の疲労や症状を回復させるほか、相手の心音を聞くだけで心理状態を読み取れるという非常に優れた聴覚も持っています。
センリツは頭頂部がはげていて出っ歯という特徴的なビジュアルですが、実は女の子。過去に魔王が作曲したといわれる「闇のソナタ」の1楽章を聴いたことが要因で、現在のような姿になってしまいました。つらい過去がありながらも他人の心を気遣い、察することのできる人格者でもあります。仲間(特にクラピカ)からの信用は絶大といえるでしょう。
『DRAGON BALL』に登場するヤジロベーは、カリン様から仙豆を預かって運ぶサポート役。幼い頃は悟空と互角に戦えるほどの実力者でしたが、徐々に戦闘から遠ざかっていきました。しかしピッコロの手下のシンバルを倒したり、ベジータの尻尾を切り落としたりと「ヤムチャやチャオズよりも貢献している」という意見も。強いキャラに怯みがちですが、優しく仲間思いの一面もあります。「癒やし」や「フォロー」など、サポートキャラにとって最も大切なのは「仲間を想う気持ちが人一倍強いこと」なのかもしれません。
(マグミクス編集部)