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『キングダム』凄すぎる知将たちの計略 亡国の危機でも大胆に仕掛ける!

いちばん肝心な「兵糧」が足りない時も……

合戦シーンに注目!上映中の実写映画第2弾『キングダム2遥かなる大地へ』ポスタービジュアル (C)原泰久/集英社(C)2022映画「キングダム」製作委員会
合戦シーンに注目!上映中の実写映画第2弾『キングダム2遥かなる大地へ』ポスタービジュアル (C)原泰久/集英社(C)2022映画「キングダム」製作委員会

●兵糧の危機に繰り出した王翦のギョウ攻めの計略

 中華統一に向けて動き始めた秦国は、総大将を王翦が務め桓騎と楊端和を各軍の大将にした大軍で趙国王都・邯鄲を落とすため、その喉元にあるギョウを目指して侵攻しました。しかし、列尾城を奪い補給拠点とする作戦を立てていた秦軍は、列尾を守りにくく作るという李牧の策によって、兵糧不足に陥ります。さらに、李牧の大改修により鉄壁の城と化していたギョウを見て、王翦は正面から攻め落とせないと判断しました。

 そして、補給を得られず正面からギョウを落とせない状況で、王翦が繰り出した策は「兵糧攻め」でした。もちろん、普通に兵糧攻めにしても先に兵糧が尽きるのは秦軍なのですが、王翦は周辺にある小城の民を難民としてギョウに収容させ、敵の食料事情を圧迫させて兵糧攻めにしたのです。さらに王翦はギョウに収容させた難民のなかに変装した兵士を紛れ込ませており、頃合いを見て食糧庫を燃やさせて追い打ちをかけました。

 大逆転とはいきませんでしたが、撤退するしかないと思われた状況から、秀吉の「鳥取城の戦い」を彷彿とさせる計略を繰り出し、互いに兵糧攻めを仕掛け合う展開に持ちこんだ王翦には驚かされます。さらに、食糧庫を燃やす追い打ちをギリギリまで見せずに危機感を煽る演出もあって、状況が有利になったことがわかる瞬間は爽快さを感じました。

 中華統一に向けての戦いがまだまだ続く『キングダム』では、今後誰のどのような計略が描かれるのか、今後も目が離せません。

(SU_BU)

【画像】アニメも実写も熱い『キングダム』(4枚)

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