『キン肉マン』全盛期で比べる最強超人ランキングTOP10 完璧超人始祖はやっぱ強い?
1979~1987年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載された超人プロレスまんが『キン肉マン』。続編『キン肉マンII世』を経て、2011年より再び『キン肉マン』の連載が始まったものの、卓越した画力と緻密な物語で「今が全盛期」と呼ばれる名作です。では43年の連載で、最強の超人は誰なのでしょうか。
『二世』を含む最強キャラクターは!?

1979年から連載開始された超人プロレスマンガ『キン肉マン』。続編『キン肉マンII世』の連載後に、再び『キン肉マン』の連載が開始され、大好評を博しています。
43年間展開されているので、無数の超人(超神)が登場しています。もし、全ての超人が全盛期の力を持っていたら、誰が一番強いのでしょうか。
筆者の独断でベスト10で考察してみましょう。まずは10位から。
10位:ランペイジマン
「修練の神」が地上に降りた姿です。強力チームが連続で試合を挑むも、相手にしない実力者です。「パニッシュメントエングレイバー」は離れた相手をX型のビームで貫く技で、近づいても落下技「カシードラルボンバー」も持っています。強敵と戦っていないので、実力の底は見せていませんが、「パニッシュメントエングレイバー」の威力と使い勝手はケタ違いで、登場して戦った超神の中では最強だと思われます。
9位:キン肉スグル(キン肉マン)
主人公です。7000万パワーの火事場のクソ力や、「キン肉バスター」「キン肉ドライバー」「マッスル・スパーク」といった強力な必殺技を持ちます。ただ、これらの必殺技は隙が大きく、強敵には簡単には決まらないことがネックです。
とはいえ、スグルの魅力は優しさと諦めない強さであり、仲間の友情に支えられれば、実力上位の相手に勝つ可能性をいつも有しています。
8位:サイコマン
完璧超人始祖「完璧・拾式」。ネフチューンキングの師であり、マグネットパワーを発見する。悪魔六騎士・プラネットマンや、ブロッケンJrといった強豪を相手にせず、1日4試合した後で、出現した完璧超人始祖シルバーマンとも互角に戦います。マグネットパワーに頼り過ぎて、技の精度が落ちたことで敗れますが、並みの超人では太刀打ち不能です。
7位:バッファローマン
「完璧・無量大数軍」編より悪魔超人となった、ロングホーンが自慢の超人です。火事場のクソ力に目覚め、8000万パワー以上の潜在能力を秘めています。「ハリケーン・ミキサー」「超人十字架落とし」「ハリケーン・ギガブラスター」など高い威力を持つ必殺技を多数取得しており、正義・悪魔超人の中では恐らく最強でしょう。
6位:ガンマン
完璧超人始祖「完璧・漆式」。悪魔六騎士・スニゲーターを一蹴し、バッファローマンと対戦します。真眼により、相手の特殊能力を解除可能で、かつ巨大な肉体からの強烈な攻防力を誇ります。角であるエルクホルンはスニゲーターをバラバラにする威力があり、火事場のクソ力に目覚めたバッファローマン相手に、終始優勢に戦います。
最後にザ・マンを見なければ、バッファローマンにも勝利したと考えられます。
5位:ネメシス
完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)の一員で、「完肉」の異名を持つ完璧超人です。主人公・キン肉マンと同じキン肉族の王族ですが、実力は群を抜いており、ロビンマスク、ラーメンマンを圧倒。スグルに対しても、実力差を見せ、最大必殺技ではない「ペルフェクシオン・バスター」でKO寸前に追い込みます。
この時はキン肉大王らが旧交を持ち出して長話したことで、スグルは回復しましたが、それがなければ確実にネメシスの勝利だと思われます。「バトルシップ・シンク」「ネメシスドライバー」も他の超人なら決め技の威力があり、「パーフェクトディフェンダー」で鉄壁の防御も誇ります。「マッスル・スパーク」だけでも最強クラスでしょう。
4位:ジャスティスマン
完璧超人始祖「完璧・陸式」。かつてのゴールドマンとシルバーマンの争いを終わらせた「裁きの神ジャスティス」本人であり、アシュラマンやテリーマン……どころか、ラスボスと思われていた大魔王サタンが降臨してもまるで相手にしない、圧倒的な実力を持ちます。サタンの必殺技「サタニックソウル・ブランディング」を喰らっても、ほぼ無傷であり、まともに試合が成立したことがないことから、ネットでは「塩試合製造人」と呼ばれています。