【漫画】漫画家の夢を諦めた女性は、結局?「継続は力なり」の真意に「一番背中押された」
漫画家志望の24歳の女性は、なかなか作品を評価されず、マンガを描くのをやめる決意をしました。そして師匠の先生からの提案で、最後に一作挑戦してみることに……。漫画家・高井唯人さんのマンガで問われる、「継続は力なり」という言葉の本当の意味とは?
継続して頑張ることに疲れた時、心を軽くしてくれる作品
漫画家志望でマンガを描き続けてきた24歳の女性は、なかなか作品を評価されず、マンガを描くのをやめる決意をしました。師匠の先生に打ち明けると、「2か月間休みをあげるから、最後に一作挑戦してみなよ」と言われ……。
漫画家の高井唯人さん(@takaiyuito)による創作マンガ『夢を諦めかけた時の話』がTwitterで公開されました。夢や目標に向かって頑張っても、なかなか先が見えずに諦める、ということもあると思います。しかし一度諦めたらそれで終わりなのでしょうか?
「継続は力なり」という言葉の本当の意味を問う作品に、読者から「深い」「胸に刺さる」「いい先生」「大きな夢や目標を持っている人にとって一番背中を押される話」「成功の秘訣なのかもしれない」「最後のセリフがいい」「自分も頑張ろう」などの声があがり、Twitter投稿は4700件を超える「いいね」がされています。
『僕はラブソングが歌えない』上・下巻、『肌色の青春』全2巻が発売中の作者・高井唯人さんにお話を聞きました。
ーー『夢を諦めかけた時の話』のお話はどのように生まれたのでしょうか?
マンガを描くのに限らず、ひとつのことを熱意を持って続けていくのは難しいことだと思います。熱意を持って頑張りたいと強く思っている人ほど、自分の甘えを許せずに、自分で自分にプレッシャーをかけてしまっている人が多いと感じていたので、そういう人たちに向けて「こういう考え方もあるよ」ということを、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思い、制作いたしました。
ーー「継続すること」の意味を考えさせられました。ご自身の経験やお考えがもとになっているのでしょうか?
自慢できるようなエピソードは持ち合わせておりませんが、短距離走を走るための頑張り方と長距離走を走るための頑張り方があって、それに合った頑張り方を選ぶべきだとは考えております。
ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
いただいたひとつひとつの感想が、全てありがたいし、うれしいです。
ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
Twitterの方では思いついたものをただ垂れ流しているだけなので、特にないです。少しでも気になっていただけたなら、商業で出している電子書籍や単行本の方をよろしくお願いいたします!!
●高井唯人さん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)