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戦術の幅を広げたガンダムと「Gファイター」 組み合わせいろいろ、搭乗者が危険な形態も

ガンダムの戦車形態も登場

「ROBOT魂 機動戦士ガンダム [SIDE MS] Gファイター ver. A.N.I.M.E. 」と、「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E.」を組み合わせて再現した「Gブル」形態
「ROBOT魂 機動戦士ガンダム [SIDE MS] Gファイター ver. A.N.I.M.E. 」と、「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E.」を組み合わせて再現した「Gブル」形態

 アムロはコア・ファイターで先行し迎撃にあたり、ガンキャノン到着後にガンダムへと空中ドッキングしますが、マチルダ中尉の危機に気が逸り、ガンダムはグフのヒートロッドにより大きなダメージを受けてしまいます。

 しかしミデアからの搬出に成功したGファイターをハヤト・コバヤシが操縦し、救援のために登場。Gファイターは、ほぼ滑走なしの状態からガンダムを乗せて上昇し、ドダイのミサイルをさらなる急上昇でかわして逆に上を取り、ガンダムの勝利に大きな貢献を果たしました。

 24話ではセイラ・マスがメインパイロットとなり、ガンダムとの合体形態である「Gアーマー」として参戦。同時に空中での分離であるボルトアウトも披露しています。25話ではオルテガのドムの攻撃により損傷したAパーツをコア・ファイターに交換した「Gスカイ・イージー」も登場し、ガンダムを乗せたまま水爆を搭載したミサイルに追いつくだけのパワーを発揮しています。

 なお、Gスカイ・イージーにガンダムのBパーツが組み込まれたパターンは「Gスカイ」と呼ばれており、31話のみに登場しました。

 26話ではガンダムのAパーツとコア・ファイター、GファイターのAパーツを組み合わせた戦車形態「Gブル」が登場し、ビームキャノンで重装甲のゴッグを一撃で撃破しました。しかしGブルはコア・ファイターのコクピット部分が敵と正対する位置にあるため、パイロットは極めて危険な状態に晒されます。Gブルはビームキャノンを地上戦で使う以外のことは一切考えない、特攻形態としての位置づけになるのかもしれません。

 コア・ファイターを取り除いた「Gブル・イージー」形態も31話で披露されていますが、このときはガンダムのAパーツの非装甲部分が前面となっており、やはり危険性は高そうです。

 第32話ではガンダムとGファイターのAパーツのみで構成されたバリエーションも登場し、ザクレロとの戦闘で使用されました。正式な名称はありませんが、現在ではガンダムMAモードと呼ばれています。宇宙空間での高速移動とモビルスーツとしての柔軟な火器運用が可能な形態ですが、動きが直線的となるため戦場や対戦相手によっては有利不利が大きく変化すると思われます。

 Gファイターをガンダムの武装強化システムとして考えた場合、そのコンセプトはGP-03デンドロビウムやGディフェンサーとして受け継がれています。果たしてこれからのガンダムにはどのような強化システムが登場するのか。楽しみしたいと思います。

(早川清一朗)

いろんな形が再現できた、「Gファイター」とガンダムの組み合わせ(6枚)

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