40代コロコロ中年、暴れるグラスホッパーを改造する! 大人のRCカーライフ(24)
40代になって再びRCカーを楽しみ始めた筆者。レースに備え、グラスホッパーの改造に着手しましたが、落ちやすい部品や衝撃を吸収しやすいようにパーツを入れ替えるなど、やることは山積みです。果たして改造は上手くいったのでしょうか?
グラスホッパーはバッテリーの蓋が落ちやすい

いや、本当に暑いですね。溶けるような暑さとはまさにこのことでしょう。
筆者が子供のころは30度あったら「今日はそんなに暑いんだ!」という感じで、32度もあったらとんでもない猛暑扱いだった記憶があります。現代のように簡単に35度を記録するようになったのは、やはり地球温暖化が進行したためなのでしょう。筆者の同年代の人間は、地域や学校でスポーツの指導をやっている世代に当たりますが、自分が子供のころと同じノリで運動させると熱射病がらみの事故を起こすと思うので、気をつけてほしいものです。
さて、今回の「大人のRCカーライフ」ですが、前回ホットショットをレース仕様に若干改装したので、今回はグラスホッパーに手を入れることにしました。いつもお世話になっている新北総サーキットさんでは4WDバギーのレースとグラスホッパー系マシンのレースに参加できるのですが、バギー系のレースはホットショットの性能ではほかのマシンに歯が立たないので練習してもおそらく勝負にはなりません。多少なりとも勝ちたいのであれば、レギュレーションが固定されているグラスホッパーに力を入れたほうが良いというのが現状なのです。
具体的にどこを改造するのかと言いますと、まずはマシン下部のバッテリーの蓋を固定できるようにする必要があります。実はこのパーツ、走行中に外れやすいという問題点を抱えています。特にグラスホッパーは飛んだり跳ねたり転がったりしやすいマシンです。いくら上手く走らせようがレース中に外れたら勝負にならないので、まずこれをなんとかしなければいけません。
今もグラスホッパーを愛好する方はかなり多く、こういった改造についても動画を公開している方がおられたので、それを参考にサーボホーンを加工し、バッテリーの蓋の横にネジ止めしてレバーのように動かせるようにします。さらに蓋の側も少し削り、ホーンをはめ込めるようにすれば完成です! 思ったよりも簡単に改造できました。