「3DSがまだ現役」なら8月中にやるべきこと! 後悔しないための2つのカギ
故障しても修理はできず…「お引越し」も要検討
●「残高の追加終了」は回避できる! ただし、購入そのものにも期限が
「残高の追加」がもうじき終了すると説明しましたが、8月30日の午後1時30分を過ぎても残高を追加できる方法があります。それは、「ニンテンドーアカウント」と「ニンテンドーネットワークID」を連携し、残高をまとめることです。
ニンテンドーネットワークIDは、3DSやWii Uのネットワークサービスを利用する時に必要なものです。そしてニンテンドーアカウントは、Nintendo Switchやマイニンテンドーストア、スマホ向けアプリなどの機器やサービスを利用するために使うアカウントになります。
このニンテンドーアカウントとニンテンドーネットワークIDを連携させれば、残高の共有が可能になります。共有化の手続きを済ませ、ニンテンドーアカウントにチャージすれば、ニンテンドーネットワークID側でもその残高を使用できるため、実質的に「残高の追加」が可能になると言えます。
いくつかの行程を踏まえるので、その手順については今回割愛しますが、任天堂公式サイトの「サポート」→「 Q&A」にやり方が載っているので、気になる方はそちらをご覧下さい。
この連携と共有を済ませておけば、来月以降も残高を追加できるので、焦る必要はなくなります。ただし、3DSのニンテンドーeショップでDLソフトやDLCを新たに手に入れられるのは、2023年3月28日の午前9時まで。これ以降の新規購入、新規入手は不可能になるので、連携・共有化しても油断せず、欲しいものは期間内にしっかりと入手しましょう。
なお、購入済みのソフトやDLCの再ダウンロードについては、2023年3月28日以降も可能です。しかし、このサービスも将来的には終了する予定なので、その点も留意しておいてください。
●3DSの調子が悪くなっても、修理できず…可能なうちに「引っ越し」も視野に
また、各種サービスの段階的な終了に備え、3DS本体の買い替え・引っ越しの検討もお勧めします。現在、すでに3DS本体および3DS LL本体の修理受付が終了しており、故障しても修理を依頼できません。
「Newニンテンドー3DS/LL本体」と「Newニンテンドー2DS LL本体」、「ニンテンドー2DS本体」の修理はまだ継続中なので、手元にある3DSの調子が悪い方は、データの引っ越しができるうちに、New系列の3DSもしくは2DSへ乗り換えておくのが安全です。
各種サービスが終了すると、できることが限られるのは事実。しかし本体が健在であれば、引き続きゲームを楽しめます。あなたと3DSの関係が続く限り、思い出はまだまだ増えることでしょう。その思い出を将来的に狭めないよう、残高の追加・欲しいコンテンツの購入・アカウントとIDの連携・本体の乗り換えなどを、ぜひご一考下さい。
(臥待)