知られざる「千葉ご当地アニメ」4選 予算なくて動か(け)ない、でもそれが魅力?
東金市を舞台にしたアニメも必見

●とーがね!おまつり部
『とーがね!おまつり部』は東金市に戻ってきたお祭り好きの女子高生・栃野みのりが主人公のアニメ。彼女と友人たちが、街から消えてしまったお祭りを復活させ、東金の商業の中心であった駅西側をふたたび盛り上げようとする物語です。
「スタッフ&キャストに予算のほとんどをつぎ込んだ、動か(け)ないアニメ」という自虐どおりビジュアル面はなかなか衝撃的ですが、キャラクターはかわいらしく、話もしっかりしており全12話観る価値は充分あり。この作品はYouTubeで公開されており、「公開は1週間の予定です。」という注意書きがありながら今でも公開中という状況。いつ公開が終わるか不明なため、気になる人は早めにチェックを。

●あの世のすべては、おばけぐみっ!
2019年7月からしばらくチバテレの音楽バラエティ番組内でいくつかのショートアニメが放送されていましたが、その内のひとつがこの『あの世のすべては、おばけぐみっ!』。西洋から日本の妖怪学校に転校してきた吸血鬼少女のラクルが、クラスメイトの妖怪と一緒に学校を立て直すコメディ作品です。
このアニメの枠は放送番組や放送局(なんとテレビ埼玉!)の変更など紆余曲折をたどるのですが、なんと2022年10月からは本作をリニューアルした『元祖!あの世のすべてはおばけぐみっ!』がチバテレなどで放送予定。と言ってもこれまで通りだと配信はされない可能性が高いため、視聴はやや難しめとなりそうです。またご当地を舞台にしているわけではありませんが、近年の千葉のアニメを語るのに外せない存在だけに、もし千葉県など視聴できる地域にいる場合は観ておいて損はないでしょう。
(はるのおと)