『呪術廻戦』秤金次が「いい人すぎる」と話題 New先輩キャラとして愛されまくる理由
破天荒なキャラクターとして登場した『呪術廻戦』の秤金次。ところが最近、ファンの間では「いい人すぎる」「コミュ力エグすぎる」など話題になり、いい先輩キャラとして愛され始めているようです。人たらしな秤のコミュ力に注目してみました。
敵を味方にする秤金次のコミュ力がエグすぎる!?
TVアニメ『呪術廻戦』は第1期の再放送中です。最終章となる「起首雷同編」の最新ビジュアルが公開されたほか、第2期の情報解禁となる特別番組の配信も決定しました。アニメの続編が待たれる本作ですが、「週刊少年ジャンプ」本誌では、アニメ派が予想もつかないような展開が続いています。今回は、破天荒なキャラクターとして登場する秤金次(はかり・きんじ)に注目します。
※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。
秤金次は、呪術高専東京校の3年生。主人公・虎杖悠仁の2学年上の先輩です。最強の術師である五条悟は秤の実力を高く評価しており、2年生の乙骨憂太に並ぶ期待を寄せていました。しかし暴力事件を起こし、停学処分を受けている問題児でもあります。渋谷事変が起こったときも停学処分が解けておらず、出番がありませんでした。
術師としての能力を高く評価されている秤の得意技が、領域展開「坐殺博徒(ざさつばくと」。作者がコンプライアンス違反になるかもと言及している彼の能力は、実在する(という設定)のパチンコ「CR私鉄純愛列車 1/239ver.」をモデルにしています。呪力にも特徴があり、157話で殴られた虎杖は「ヤスリのついたバットでぶん殴られてるみてぇだ…!!」と表現していました。
そんな破天荒キャラの秤ですが、「死滅回游編」で鹿紫雲一との戦いによって「秤先輩、実はいい人すぎるでしょ」と話題を呼んでいます。鹿紫雲との激闘の末、秤は左腕を失くしながらも見事勝利。鹿紫雲はさっさと殺してくれと要求しますが、秤は拒否しました。そして驚くことに、さっきまで敵として戦っていた鹿紫雲を仲間に引き入れます。ネット上でも「コミュ力高すぎ」「なんで敵とここまで仲良くなってるの?」と驚きの声が続出しました。
その後は秤に敗北したシャルルの場所へわざわざ戻り、シャルルの描いたマンガを読むから教えろとタイトルを聞きます。しかしシャルルは単なる漫画家志望で、まだデビューしていないことが判明します。シャルルが「一体なんなのだ…… 漫画とは…… 漫画家とは……」と悩んでいたことを知る秤は、蹴りを入れながら「新人が一丁前に悩んでんじゃねぇよ!!」「殺された気になって描きまくれ!!」と愛のムチをふるっています。読者の間では「秤先輩の漢気に惚れました」「オタクに優しい秤先輩最高!」と称賛を集めていました。
秤先輩の人たらしっぷりにハマるファンは多く、京都校3年の東堂葵並に愛され始めている様子です。ミステリアスな雰囲気を持ちながら、時折見せる優しい人柄に読者はますます魅了されるかもしれませんね。
(マグミクス編集部)