【漫画】「部屋の前に誰かいる」おびえる人物 4コマのオチに「そっちか!」「怖すぎる」
「こんな夜に、自室の前に誰かいる……」z会さんによる4コマホラーマンガ『訪問者』がTwitterで公開され、意外なオチに読者から「怖い」という声が多数あがっています。作者のz会さんにお話を聞きました。
ドアの向こうに見えるのは? 4コマホラーマンガが意外なオチ
「こんな夜に、自室の前に誰かいる……」z会さん(@z47872234)による4コママンガ『訪問者』がTwitterで公開され、読者から「怖い」という声が多数あがっています。
z会さんはTwitterでさまざまなテイストの1~4コママンガを投稿しており、最近では「四怖マンガ」として4コマホラーマンガを連続投稿中。今回の『訪問者』もそのひとつで、意外なオチに読者から「そっちか!」「怖すぎる」「引っ越すしかない」などの声があがりました。Twitter投稿には3500件の「いいね」がされています。
作者のz会さんに、お話を聞きました。
ーーz会さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
特に大きなきっかけといったものはなく、何となくです。しいて申し上げますと、10年以上前に知り合いからペンタブを触らせてもらう機会があり、今までろくに絵を描いたことがなかったのでとても楽しく感じて、そのままマンガを描くことにハマった……というのがきっかけだと思います。
ーー「四怖マンガ」シリーズを描こうと思ったきっかけを教えて下さい。
ギャグのほかにもホラーが好きだったので、ホラーも描いてみたいという気持ちがあったのが1点。もう1点は、もともとこのアカウントはマンガの内容よりもマンガ自体の企画について考えることを主な目的としておりますので、「夏だし、お盆の時期だし、怪談とか季節的にしっくりくるかも」と思ったことにございます。
ーー『訪問者』を描いたきっかけと、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
ミスリード自体はギャグ4コマだけでなくストーリマンガでたびたび使われる技法だと思っております。ただ、描いていたものが4コママンガという一種のショートショートの類であったことと、ジャンルがホラーだったことが幸いして、ミスリードが持つ効果を高めてくれたのかもしれません。あれやこれやと書きましたが、つまるところ「運良くできあがった」ということでございます。
特に印象に残った読者の声についてですが、引用リツイートで「コレ(登場する人物)が逆だったらもっと伸びていた」という指摘を目にして、確かにその辺の詰めが甘かったなぁ……と思うところがございます。ほかにもコメント欄で大喜利めいたことをする人や、真剣に考察して下さる人もいて、盛り上がってもらえて大変うれしい気持ちです。
ーーTwitterでは1~4コママンガを中心に投稿なさっています。このようなコマ数の少ないマンガを描くうえで工夫なさっていること、心がけていることなどはありますか?
このアカウントではマンガの内容に関して特に深く考えて描いているということはございません。しいて挙げるなら、本来の私が描く4コマなどは4コママンガのセオリーにのっとって描くことが多く、説明臭くてセリフが多くなってしまうなんてことがたびたびありました。このアカウントではなるべくセリフを少なくするように心がけていることぐらいだと思います。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
先に述べました通り、このアカウントはマンガの内容よりもマンガの企画を考えることを主としております。ですので何かテーマを持たせて、それに関連する4コマを1週間続けて投稿してみたり、4コマだけじゃなく普通のマンガを投稿してみたり、マンガを見てもらうために宣伝を兼ねた動画作りなんかにもチャレンジしてみたいなと考えております。
どういったモノを作れば見て下さる方々の興味を引けるのかを考えて、面白いと思ってもらえるコンテンツ作りへの理解を深めていきたいと思っております。
(マグミクス編集部)