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懐かしアニメとともに耳に残るCMテーマソングたち 気がつけば50年も歌われて…?

まだテレビが娯楽の王様だったころ、さまざまな企業が印象に残るテーマソングを放送し、存在感をアピールしていました。単独スポンサー番組やテレビコマーシャルなどでたびたび耳にした曲をふたつ紹介します。

初登場時はアニメだった「この~木なんの木」

「日立の樹」テーマソングとともに記憶される、ハワイ・モアナルアガーデンにある巨木(画像:写真AC)
「日立の樹」テーマソングとともに記憶される、ハワイ・モアナルアガーデンにある巨木(画像:写真AC)

「この~木なんの木 気になる木」の歌い出しで知られる「日立の樹」は、日立製作所を始めとする日立グループを代表するコマーシャルソングです。歌とともに映し出される巨大な木を背景に、膨大な数の日立グループの企業名が流れてゆく光景を覚えている方は大勢いるでしょう。

 初めてこの曲がお茶の間に登場したのは1973年。このときはイメージにマッチした木が見つからなかったため、実際の木ではなくアニメーションで描かれています。作曲は小林亜星氏。作詞は丸善石油の「オー・モーレツ!」などを手掛けた伊藤アキラ氏が担当していますが、スタッフに楽曲のイメージとして木のイラストを見せられた際に「この木はなんという木ですか?」「どこにあるのですか?」と尋ねたところ「知りません」「わかりません」と言われたことが、印象深い歌詞の誕生につながっています。

 なお、2代目CMからは映像が実写となり、ハワイ・オアフ島のモンキーポッドやハワイ島のマンゴー、シンガポールのバニヤンツリーやロサンゼルスのカルフォルニアオークなどさまざまな巨木が登場しましたが、6代目以降はオアフ島のモンキーポッドに戻り、以降は継続して使用されています。

 初代のボーカルは『スーパーロボット レッドバロン』の初代オープニングを担当した朝コータロー(朝礼志)氏と『人造人間キカイダー』などで知られるヒデ夕木(夕樹)氏に加えて、女性ボーカリストグループであるシンガーズ・スリーが担当しています。

 1989年まで放送された6代目のCMまで、ボーカルは同じバーションが使用されましたが、時代が平成に入ってからは新たにヒデ夕樹氏がメインボーカルとなり、朝礼志、杉並児童合唱団、伊集加代子氏(元シンガーズ・スリー)、和田夏代子氏というメンバーでリメイクされ2005年まで使用されました。2005年からは第9代CMとなり、6人組アカペラグループ「INSPi」がボーカルを担当、現在まで使用され続けています。

「日立の樹」は現在も日立グループがスポンサーとなっているTV番組で放送されており、来年2023年で50周年を迎えます。この先60年、70年と愛され続ける曲であってほしい名曲です。

【画像】「この~木なんの木…」日立がメインスポンサーの人気番組といえば?(5枚)

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