ロギア最弱説『ワンピース』スモーカーはやっぱり強い? サボとの戦いが気になる…
『ONE PIECE』の多種多様な登場人物のなかで、ネット上で「モクモクは的を広げるだけ」とネタキャラ扱いされているスモーカーですが、一部の読者からは実は強い説がささかれているようです。今回はその理由を紹介します。
まだまだルフィのライバルとしてふさわしい?
最終章を迎え毎週盛り上がりを見せる『ONE PIECE』の作中には、魅力的なキャラクターが数多く登場しますが、今回は海軍中将スモーカーについて、読者の間でたびたび出てくる話題を紹介します。
スモーカーが初めて登場したのは、偉大なる航路(グランドライン)入口のローグタウンでした。駐在していたスモーカーはルフィに大物の可能性を感じ、執拗にルフィをつけ狙いはじめます。登場した当初は「白猟のスモーカー」と呼ばれ、その見た目の厳つさや、初めて登場したロギア系の能力者でルフィが手も足も出なかった彼はかなり恐れられる存在でした。しかし、覇気で強さが左右されるようになってからは、ヴェルゴからも読者からも「モクモクは的を広げるだけ」など厳しい意見もあり、ロギア系のなかでは最弱キャラなのではという説も……。そんなスモーカーですが、一部の読者からは「でもやっぱり、強いのでは?」と言われています。
その理由は、559話でルフィとスモーカーが対峙した場面でした。スモーカーは、海楼石の十手で力を奪い取り、あっという間にルフィを捕らえてしまいます。悪魔の実の能力を封じているとはいえ、スモーカーの確かな実力を感じるこのシーン。読者の間でもよく話題に挙げられ、ネット上では「これよく考えたら強すぎ」「今までルフィと死闘演じてたやつらは、この手を思いつかなかったのか」というコメントもありました。
その他、スモーカーとローが激闘を繰り広げるシーンも人気です。662話ではスモーカーがローを取り押さえるなど、ふたりが互角に戦う場面が描かれています。最終的にはローの能力の前に、スモーカーは敗北しましたが、この戦闘については「とんでもない死闘だったことは明らか。ローとほとんど実力差はないだろうと考えられる」と、ローと互角の力を持っているのではと評価されています。ただ、パンクハザードでは相性の悪いシーザー・クラウン(「ガスガスの実」)と戦ってしまったり、ヴェルゴとの戦いで消耗した状態でドフラミンゴと対戦することになったりと、あまり運がよくないのは確かなようです。
2年でGL第5支部の中将及び基地長にまで出世したスモーカーは、最終章でも重要な役割を果たす可能性が高いでしょう。読者の間では、かつてエースがスモーカーに「おれとお前の能力じゃ勝負はつかねェよ」(劇場版『STAMPEDE』でもサボが同様のセリフを発言)と言っていた場面も人気があり、現在の「メラメラの実」の能力者・サボとの対戦を望む声もあります。
(マグミクス編集部)