「東京ゲームショウ」で存在感、ニトリの「白いゲーミング家具」 在宅ワークも視野に
2022年9月15日(木)から18日(日)にかけて、幕張メッセで開催された日本最大のゲームの祭典「東京ゲームショウ2022」には、「お、ねだん以上」のキャッチフレーズでお馴染みのニトリが出展。さまざまなラインナップの「白いゲーミング家具」を展示し、注目を集めていました。
調べてみると需要があった「白」
もし店舗を街なかで見かけたら、「ああ、ここにもあるのか。そのうち買い物に行こう」と記憶にとどめておくような日常使いのお店がいくつかあると思います。
しかしその看板を「東京ゲームショウ」の一角で見かけたとしたらどうでしょう。最先端のゲームが会場じゅうに並べられ、電子音が鳴り響く状況下では「なぜ今ここに、この看板が?」と、戸惑ってしまうのではないでしょうか。 「お、ねだん以上」のキャッチフレーズで知られるニトリが出展したブースは、まさにそのような印象を与えていたように思えます。
実のところ、ニトリは3年ほど前からゲーミング家具の販売を開始しており、そのラインナップは日々、充実の一途をたどっています。当記事では今回が東京ゲームショウ初出展となるニトリを取材しました。
ニトリブースの展示でまず強い印象を受けたのが、白いゲーミング家具の一式です。過去、ゲーミングチェアやデスクと言えば黒が基本で、そこに鮮やかな色彩が華を添えているのが通例でしたが、ニトリはゲーミング環境を白一色に染め上げることも可能なラインアップをそろえていたのです。
なぜ白いゲーミング家具を作ったのかを担当者の方に聞いたところ、「ゲーミング家具は黒が一般的なのですが、ゲーミング家具に関する検索ワードとして『ゲーミング家具 白』が非常に多く、調べてみたところ白を求めているお客様が多いことがわかりました。ですが、他社さんが手をつけておらずぜんぜんなかったんです。他社にないからにはやはり我々ニトリが使命を持って作らなければいけないと考えました」と、力強い回答が得られました。
ゲーミングチェアについては実際に試すことができました。高さや角度などさまざまな調整が可能で座り心地はなかなかのもの。現状販売されている品々とも十分渡り合える性能を持っていると明言できるクオリティでした。
今回展示されていた白いゲーミング家具はゲーミングデスク(税込19,900円)、ゲーミングモニター台(税込2,490円)、ゲーミングシェルフ(税込11,900円)、カップホルダー付きワゴン(税込7,990円)、ゲーミングチェア(税込29,900円)の5種類で、トータルでは72,180円でひとそろいとなっていました。10月下旬より販売が開始される予定となっているので、興味のある方は要チェックです。