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再現度と本人らしさが同居!カメレオン俳優・綾野剛が演じた実写キャラ 戸愚呂弟役の噂も?

熱血漢から柔和な役柄まで演じ分けるカメレオン俳優・綾野剛さんは、多数の実写化作品にも出演してきました。今回は、そのなかでも特に印象深い3人のキャラクターをご紹介します。

熱血漢スカウトから温厚な医師役まで幅広く演じる!

映画『新宿スワン』ポスタービジュアル (C)2015「新宿スワン」製作委員会
映画『新宿スワン』ポスタービジュアル (C)2015「新宿スワン」製作委員会

 クールな風貌とミステリアスな雰囲気が印象的な俳優・綾野剛さんは、コメディからシリアスまで幅広い役柄を演じる表現力、激しいアクションもこなす多才さで、ドラマや映画に引っ張りだこです。これまでマンガの実写化作品にも多数出演し、独自の解釈も加えつつさまざまなキャラクターを再現してきました。今回は、そのなかでも特にハマっていた3人のキャラをご紹介します。

●『新宿スワン』の白鳥龍彦

 眠らない街・新宿歌舞伎町を舞台に、裏社会に生きる人々の姿を描いた『新宿スワン』(原作:和久井健)では、綾野さんは主人公の白鳥龍彦(通称・タツヒコ)を演じています。スカウト会社「バースト」に所属し、スカウトマンとして女性たちに声を掛けるタツヒコは、やや軽薄でとんちんかんなことをする時もありますが、根は真っ直ぐな熱血漢です。

 憑依型と呼ばれることの多い綾野さんが演じるタツヒコは、まさに役柄に入りこんでいることがわかるほどのハマりっぷり。三白眼の鋭い目つきで雄叫びを上げるシーンは迫力があり、激しいアクションからも熱量が伝わってきます。裏社会のなかで男の勲章と言わんばかりの傷だらけの顔で突き進んでいくは、とてもさまになっていました。続編『新宿スワンII』では、中間管理職となって成長し組織のなかで揺れ動くタツヒコを演じています。

●『コウノドリ』の鴻鳥サクラ

 産科医療をテーマにしたヒューマンドラマ『コウノドリ』(原作:鈴ノ木ユウ)で綾野さんが演じたのは、産婦人科医でありジャズピアニストでもある主人公・鴻鳥サクラです。同作で連続ドラマ単独初主演を果たした綾野さんですが、温和で飄々としたサクラの優しげな微笑みは原作さながらのもので、持ち前の表現力を感じさせられます。

 医師とピアニストという二面性に隠されたサクラの過去や、出産にまつわる涙なしでは見られないストーリーのなかで真摯に紡がれる台詞を受け、気づいた時にはサクラという人物に引き込まれてしまい、ストイックに役作りに励んだことがうかがえます。インタビューでも、「いろんな人からドラマを作ったこと自体を感謝された」と語るほどで、綾野さんにとっても特別な作品となりました。ピアニスト・清塚信也さん指導のもと、暇さえあれば特訓したという、情熱的なピアノの演奏シーンにも注目です。

●『ピース オブ ケイク』の菅原京志郎

 20代女性の切ない恋愛を描いた『ピース オブ ケイク』(原作:ジョージ朝倉)では、綾野さんは主人公が恋をするアパートの隣に住むバイト先の店長・菅原京志郎を演じました。ちょっとダメ男だけど大人の色気をまとった京志郎は、無邪気な少年のような一面もあり、さまざまな表情を持つ綾野さんにマッチした役どころでした。ヒゲがトレードマークなのでパッと見は男らしく見えるけれど、想像以上にふにゃっと笑うというギャップに、思わずキュンと来てしまった人も多いのではないでしょうか。

 主人公・志乃を演じた多部未華子さんとのラブシーンも、取り巻く人間関係も妙に生々しくてリアリティがある作品ですが、どこまでも自然体な綾野さんの好演が見られます。

 一部のネットニュースや、ロケの目撃情報によると、綾野さんはNetflixにて2023年12月からの配信が発表された実写ドラマ『幽☆遊☆白書』(原作:冨樫義博)で、人気キャラのひとりである敵・戸愚呂弟役(兄役は滝藤賢一さんとの噂も)を演じるのではないかと噂されています。今後も綾野さんがどんなキャラクターを再現していくのか、目が離せません。

(椎崎麗)

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