【漫画】1歳児を連れてのキャンプが地獄 たまらずホテルに移動しても休まらず「お疲れ様」
「キャンプに行きたい!」と言い出した夫。1歳児を連れてのキャンプに難色を示す妻でしたが……。Instagramで公開されたマンガが、「共感できる!」と話題になっています。作者のみいのさんにお話を聞きました。
1歳児がキャンプ場でおとなしくするわけない!

家族でキャンプをしたエピソードを描いたマンガ「1歳児とキャンプに行ったら大変すぎた話」が、Instagramで合計3000以上のいいねを集め話題となっています。「キャンプに行きたい!」と言い出した夫。子連れキャンプに難色を示した妻でしたが、思い切って行ったみたところ……という内容で、「1歳児は大変!」「これは厳しいなー」「お疲れ様でした」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、漫画家・イラストレーターのみいの(ペンネーム)さんです。Instagramでは子育てエッセイマンガを発表。Webサイト「すくパラ倶楽部NEWS」などでも、マンガを執筆しています。みいのさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつごろからでしょうか?
子供の頃からマンガを描くのが好きで、20代前半は商業誌デビューを目標として、出版社に投稿をしておりました。その後は広告マンガ業や、Web上でマンガ作品を発信する活動をしています。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
キャンプは子供が生まれる前に何度も行きましたが、子供がいると大変さがまったく違うと感じたからです。また、子連れでのキャンプ場選びや宿泊先で注意するポイントが見えたので、そこをコミカルに描くことで読んだ方の参考になれば、と思ったのがきっかけです!
ーー子連れでのお泊まりキャンプはこのときが初めてでしたか?
まだ子供が歩けない時期に一度キャンプに行ったことがありましたが、そのときは座って子供のお世話をしながら自分ものんびりする、という感じだったので「子連れキャンプ大丈夫じゃん!」と思いました(笑)。でも、子供が歩き始めてからが大変なんだ……と今回のキャンプで気づきました。
ーーある程度の大変さは想定していたと思いますが、特に想定外だったことは何でしたか?
着替えの数が思ったより足りない! オムツも足りない! ということが想定外の出来事でした。十分だと思う枚数を準備したつもりでしたが、子供はそういうときに限って普段より服を汚したり、オムツを替えたりする回数が増えますね。「足りない分は旅行先で買えばいいや~」と思っても、なかなか店がないこともあったので、「子連れ旅行はしっかりとした確認が必要なんだ」と感じました。
ーー旦那様が(ある意味)楽しそうに描かれていますが、旦那様は満足なさったのでしょうか?
夫はとても満足していました。私が不満そうにしていても、夫は久しぶりのキャンプだったので楽しんでいました。何度も行くのはキツイのですが、子供と夫が楽しそうにしていたので、これはこれでよかったのかなと思っています。
ーーこの教訓を活かし、今後は注意しようと思ったことはありますか?
宿泊する部屋に、当たり前のようにお風呂がついていると思い込んでいましたが、ついておらず非常に困りました。次回からは宿泊する部屋のなかについても、しっかりと調べたいと思います!
ーー子連れでキャンプに行けるようになるのは、何年後くらいでしょうか?
実は、このマンガのあとに、もう一度キャンプに行きました。そのときは友人夫婦も一緒だったので、大人が4人もいると、誰かが子供を見てくれる状態でした。子供も、友人夫婦とは何度も会ったことがあったので、人見知りもなく楽しいキャンプになりました! でも家族だけで行くことも、また近い将来ありそうです。夫が新しいテントを物色していたので……(笑)。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「和室の宿泊先あるある」に、共感のコメントが多数ありました。また「子連れキャンプをしたことがないけれど、興味がある」という方からも、参考になったという声をいただきました。
ーー現在取り組んでいる創作活動について教えて下さい。
Instagramでは、育児で大変だったエピソードを面白く描く、ということをメインにしていますが、子供が成長するにつれて自分の視点がどんどん変わってきています。私はフリーランス漫画家なので、子育てしながらのフリーランス活動についてや、働くお母さんたちを応援するようなマンガを描いていきたいなと思っています!
(マグミクス編集部)