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【漫画】夢がないことに悩む就活生 勇気を出してひとりで入ってみた屋台で「ほっこり」な交流

主人公は就職活動中の大学3年生。「やりたいこと」がない自分に、もどかしさや焦りを感じていました。そんなとき、ふと目にしたのは屋台のラーメン屋。思い切ってひとりで屋台に入った彼女は、そこで前向きになれるような「発見」をします。

勇気を出して「おひとりさま」での屋台での食事

モヤモヤした気持ちを抱えたまま就活中の主人公(大場玲耶さん提供)
モヤモヤした気持ちを抱えたまま就活中の主人公(大場玲耶さん提供)

 大学3年生の森久保ミホは、自分に「やりたいこと」がなくて悩んでいます。就職活動中ですが、どの会社にも「ピンとくる」ものがありません。そんなとき、彼女は街でラーメンの屋台を見かけます。就職には関係ないことですが、彼女は子供の頃に「大人になったら絶対に屋台のラーメン屋さんに行きたい」と考えていたことを思い出しました。

 この作品は、大場玲耶さん(@ohba08)がTwitterで公開した創作マンガ『道標の屋台ラーメン』です。主人公が思い切って屋台にひとりで入り、そこでラーメンを食べる物語。屋台に居合わせた人たちとの温かな交流と、彼女にとって道標となるような「気づいたこと」について描かれています。

 読者からは「素朴だけど良い話」「ほかほかであったかのお話。心の栄養でごちそうさまです」「ちょっとの背伸びと気取りが夢をどんどん広げるんだよね」といった感想が寄せられました。また、「屋台に行きたくなった」「ラーメン食べたくなった」と感じた読者も多かったようです。Twitter投稿には1300件を超えるいいねがついています。

 作者の大場玲耶さんに、お話を聞きました。

ーー本作のお話は、どのようなきっかけで生まれましたか?

 昔「ごはんもの」限定の商業誌に載せていただいた作品なのですが、ご依頼いただいた号のテーマが「大人の味」だったので、当時の私にとって「大人」と「屋台」が結びついたのだと思います。今回、版元の許可を得てWeb公開しました。

ーー作品を描くうえで、特に力を入れたポイントがあれば教えて下さい。

「人間ではなく食べ物が主役」という雑誌だったので、できるだけラーメンを大きく見せられるように意識したのを覚えています。

ラーメンの屋台を見つけて勇気を出して入ってみる(大場玲耶さん提供)
ラーメンの屋台を見つけて勇気を出して入ってみる(大場玲耶さん提供)

ーー本作で語られている「夢」の概念は素敵ですね。大場玲耶さんの今の「夢」は何ですか?

 ありがとうございます。デビューが叶うまではずっと「漫画家になる」と言っていて、デビュー後はずっと「死ぬまでマンガを描き続けること」が夢だと思っていました。

 ですが、「夢はもっと具体的なゴールを思い描いたほうが道が鮮明になるのでは?」と思い、つい最近新しい夢を見つけたところでした。今の私の夢は、自分の作品がアニメやドラマといったメディア化を果たすことです!

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「特に印象に残った読者の声」とは微妙に違うかもしれませんが、雑誌に載せていただいた当時には、読者の反応がまったく見えませんでした。どれくらい読まれていたのかも自分では分からなかったため、たくさんの方が読んで下さったというこの状況にとても驚いています。ありがたいことです。

ーー精力的に活動なさっていますが、作品を発表する原動力となっているものは何でしょうか?

 やはり「すぐに」「見える形で」反応をいただけることがとてもうれしく、原動力に直結しています。いつも作品にいいねやRT、コメントをくださる読者の方には本当に感謝しています!

(マグミクス編集部)

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