『ワンピース』天才科学者・ベガパンクとは何者? トンデモ考察もありえそうで「怖っ」
数々の発明で革新的な技術を排出し続けるDr.ベガパンク。第1061話でようやく描かれるも、読者の間で動揺が広がっています。この記事では、その輝かしい発明とともにベガパンクとは何者なのか考察していきます。
「天才科学者」には倫理観を求めるな?
コビーやクザンなどの海軍メンバーが「彼」「おっさん」と発言していることから、存在が明かされて以来、読者の間では「男性」という認識だったベガパンク。しかし、ここにきて「女性」の姿をしたベガパンクが登場し、ファンは大混乱に陥っています。
ベガパンクは、いままで、名前は登場するものの、その全貌が明かされることはない、謎めいた人物でした。ベガパンクは、「世界最大の頭脳を持つ男」や「天才科学者」と呼ばれており、数々の研究で成果をあげています。そんなベガパンクに新たなうわさが浮上しました。それは「ベガパンククローン説」です。理由はふたつあります。
ひとつ目は、ベガパンクについて話す人の多くが「彼」や「おっさん」など男性を連想させる言い回しが多かったことです。そして第1061話で登場したベガパンクと名乗る女性は胸元に「02」という数字が記入されていました。このことから、「彼」や「おっさん」などと呼ばれるベガパンク「01」が存在するのでは? と憶測が飛び交っています。
ふたつ目は「世界最大の頭脳を持つ男」と呼ばれている理由についてです。「世界最大」というのが比喩ではなく、実際のサイズのことを指すのであれば、自身の脳を複数に分け、ベガパンクを大量生産させることもできるのではないかと、注目を集めています。
「脳を分割する」というとんでもない考察が出てくる背景には、ベガパンクがこれまで行ってきた研究内容があります。怪しげな研究には「ベガパンク」という名前が必ずといっていいほど付きまといますが、特に元王下七武海のバーソロミュー・くまをベースに作られた人間兵器「パシフィスタ」は、人の倫理から大きく外れた研究だったといえます。
「パシフィスタ」を制作するにあたり、人間だったくまを少しずつ兵器に改造していったという描写があります。いくら研究のためとはいえ、人間を改造していき、最終的に完全な兵器にしてしまうのですから、普通の人とは違った思考回路を持っていてもおかしくありません。だからこそ、「自身の脳を分割する」という考察は説得力を感じさせるのです。
ベガパンクの正体は結局「おっさん」なのか、ベガパンクは自身をクローンで量産しているのか……第1061話で明かされ、ますます深まる謎に今後も目が離せません。
(マグミクス編集部)