【漫画】冷たい幼なじみ男子の「心の声」が突然丸聞こえに! ギャップに女子赤面「私を?」
幼なじみ男子に距離を置かれていることが気になる女子は、登校途中に神社に立ち寄ってお参りをしました。その後学校に行くと、突然幼なじみの心の声が聞こえるようになっていて……? 漫画家・矢野としたかさんのラブコメマンガが面白すぎます!
気になる幼なじみ男子の本音とは?「面白い」「青春だなあ」
幼なじみの暦(こよみ)くんに距離を置かれていることが気になる此乃葉は、登校途中に神社に立ち寄り、「暦の気持ちが分かるようになりますように」と願いながらお参りをしました。神主さんからもらったお守りをつけて学校に行くと、突然暦の心の声が聞こえるようになっていて……?
漫画家の矢野としたかさん(@edoya1)による創作マンガ『君が好きだと叫ばせたい』がTwitterで公開されました。本作は「少年ジャンプ+」に掲載された読み切り作品。気になる幼なじみ男子の本音が丸聞こえになってしまった女子は動揺しまくり! 不思議で笑えるラブコメディです。
読者からは「面白い」「最高」「大好き」「ふたりともかわいい」「こじらせすぎ」「青春だなあ」「思春期の男の子ってこんなもん」「続きが読みたい」などの声があがりました。Twitter投稿は5.4万いいねの話題作となっています。
作者の矢野としたかさんに、お話を聞きました。
ーー矢野としたかさんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。
元々「ジャンプ」志望だったのですが、若い頃に芽が出ず、年齢的に区切りをつけて他誌に持ち込みを繰り返し、某月刊誌で読み切りデビューしました。
そこで連載寸前までいったのですが、途中で話が消えてしまい、また他誌に持ち込みを繰り返して「ヤングアニマル」にたどり着き、そこから再デビュー&連載という流れで漫画家になりました。
ーー『君が好きだと叫ばせたい』のお話はどのように生まれたのでしょうか?
それまで描いていた作品がなかなか売れず、作家として行き詰まりを感じていたので、「少年ジャンプ+」にWeb持ち込みをした時に「この作家に足りないと思うところを教えてほしい」と相談しました。すると「分かりやすいモチーフが足りないのではないか」と言われたので、そこからモチーフ主体で考えて、超能力もの、心が読める……と少しずつ練っていった結果でした。
ーー暦くんの態度と本心のギャップが面白いです。暦くんのキャラクターを描くうえで工夫なさったところ、心がけたところなどを教えて下さい。
表の態度と口が悪いので、読者に嫌われないように気をつけました。掲載が決まったあとも「やっぱりここはこういう言い方はやめよう」とマイルドに修正するなどしましたが、マイルドすぎると面白くなくなるので、キツさは残しつつ……という作業に苦心しました。
結局いくつかの感想で「態度悪すぎて無理」というのも見ましたが、ギリギリを攻めた結果なのでしかたないと思ってます。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「面白かった」「好き」というのもうれしいですが、やはり「続きを読みたい」「連載で見たい」という声が一番です。せっかくバズったんだし、連載させてもらえませんかねぇ……(チラチラ。
ーー『おもいがおもいおもいさん』全6巻が発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?
「重たい女の子って描き方次第でかわいくない?」と思って描いたマンガです。ほぼほぼコメディで楽しく読めるお話なので、重たいけど胸焼けはしないと思います!
ーー今後の創作活動について教えて下さい。
一度は「ジャンプ」を諦めた身ですが、まわりまわってこういう縁でつながれたので、何とか「少年ジャンプ+」で連載したいと思って頑張ってます。
今回の件で連絡を下さった他誌の編集の方もいたのですが、複数のことが同時にできないので、お断りせざるを得ませんでした。ただ他の雑誌が嫌だとは全く思っていないので、具体的なお誘いがあれば、どこの雑誌でもお話は聞いてみたいと思ってます。1年以上連載してないので、そろそろ働きたいです(笑)。
(マグミクス編集部)