浪川大輔の実はすごいエピソード「漢字が読めない」「何を演じても浪川」と愛されるポンコツ声優
数々の話題作品に登場する浪川大輔さんは、今を時めく大人気声優です。いじられキャラとして愛される浪川さんですが、実はすごい経歴の持ち主です。「天才」と言われた子役時代から干されてしまった衝撃の過去まで、浪川さんの歩んだ声優人生を振り返ります。
浪川大輔の経歴がすごい! ポンコツキャラの裏側に秘められたエピソードとは
浪川大輔さんといえば、今を時めく大人気声優です。話題のアニメ作品に多数出演するほか、映画の吹き替えやゲーム作品、TVバラエティへの出演など活動は多岐にわたります。さらに株式会社ステイラックの代表取締役として所属声優の活動サポートや育成にも尽力。厳しい声優界でのし上がってきた実力を経歴が物語っています。
浪川さんといえば、声優業界のみならず芸能界全体で「いじられキャラ」ポジションとして活躍しています。あの明石家さんまさんの番組でも共演者から「何を演じても浪川」とのイジリを受けて、大きな反響を呼んだことも。さらに「漢字が読めないポンコツ声優」としても有名で、「煎餅」を「まえもち」、「生憎」を「なまぞう」と読むなど伝説的なエピソードは後を絶ちません。日野聡さんの『隠の王WEBラジオ』をきっかけに、浪川さん=KY(漢字読めないの略)という異名も広まってしまいました。
しかし浪川さんのキャリアが、実はすごいことをご存じですか? 劇団に所属していた子役時代に浪川さんの声優人生はスタートしました。『E.T.』の吹き替えでは主人公のエリオット役を演じ、その後『ネバーエンディング・ストーリー』『グーニーズ』『ターミネーター』シリーズなどの大作に次々と抜てきされます。『声優パーク建設計画VR部』では子役時代に洋画1本全員のセリフを暗記しており、監督からの指示もメモすることなく忘れなかったことを明かしました。
芸歴の長さで言えば、山寺宏一さんと同じで「実は同期だった!?」とイジリを受けることも。とはいえ一概に芸歴の長さで語れない部分もあるようです。というのも、人気子役時代から一変、とある理由で干されてしまった時期があったとか。人気声優への階段を登る一方で、学生時代の浪川さんは仕事と学校の両立や人間関係に苦労したようです。思春期ならではの理由で、仕事をサボることもあったといいます。次第に仕事はゼロになり、本人も「15年ほど干されていた」と自虐的に語っています。
仕事ゼロから返り咲き、今では親しみやすく愛される売れっ子声優に。ネット上でも「ベテランなのにおごらないよね」「ポンコツなのも魅力のひとつ」と、その人柄に親しみを感じるファンが多いようです。
(マグミクス編集部)