「クソゲー」に感じた名作ゲーム4選 ガンダムがなかなか登場せずイライラ!
伝説のクソゲーは列挙に暇がないほど多く存在します。しかし名作、爆売れ、神ゲーと言われているタイトルですら子供には操作が馴染まない、感覚的に難しすぎるなどの個人的な理由で「クソゲー」の引き出しに入れているゲームがあります。今回は、そんな「申し訳ないけど、子供心にクソゲー扱いしてしまった名作ゲーム」を告白します。
ごめん! 子供心に「クソゲー」認定してしまった名作ソフト
名作や神ゲーと言われるゲームソフトでも、人によっては「クソゲー」扱いしているタイトルもあるでしょう。子供だったあの頃には操作が馴染まない、感覚的に難し過ぎるなどの理由で、秒で飽きてしまったゲーム。今回は、そんな「申し訳ないけど、子供心にクソゲー扱いしてしまった名作ソフト」を告白します。
●3Dダンジョンに挫折…『ウィザードリィ』
ファミコン史以前の名作RPG『ウィザードリィ』。後の『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』などにも大きな影響を及ぼしたタイトルです。『ドラクエ』や『FF』をやり込みRPG好きを自負していた頃、ファミコンに移植されたので購入、早速プレイしてみたところ……。
噂には聞いていましたが、フィールドがずっと3Dダンジョンで画変わりしない、敵グラフィックが怖い、味方がすぐ死ぬ、ステータスや職業が英語表記でちんぷんかんぷん。子供だった私には楽しさがわかりにくい、硬派でストロングスタイルなRPGに愕然としました。
これまでプレイしてきたゲームといえば、敵すらもかわいく思えるキャラデザ、毎秒わくわくするフィールドマップ、わかりやすいストーリーにステータス表記など、とにかくユーザーフレンドリーなものばかり。『ウィザードリィ』は想像力の乏しい私にとって、初手で飽きさせる要素が豊富にありました。
せっかく買ったのだからと何度も最初からプレイし直しましたが、いつもすぐ挫折。あまりにもプレイしなかったためパッケージ(箱)の8つの角が綺麗に保管され、カセットを覆う小さなプラスチックの袋も捨てられず残り続けたという皮肉なエピソードを憶えています。
●カースト構築におののきプレイを放棄した『ストリートファイターII』
近代まで続く、格闘ゲームの金字塔『ストリートファイターII』。これはなかなか罪深いゲームでした。というのも、私の友達に上手な子が多く、この上手さが「番付」的な序列ではなく、友達間の立場の「序列」を決める要因になったからです。つまりストIIが一番上手なやつが一番偉いという「ストIIカースト」が知らず知らずのうちに構築されたわけです。私はとにかくコマンド入力が苦手で、リュウの昇龍拳は10回に1回しか出せず、安定して出せる技といえば、連打で出せる春麗の百裂脚しかありませんでした。
もちろん名作ゲームなのは知っていますし、盛り上がるのもわかります。ただ私の周囲の独特な空気では、自分の立場を危うくするので、プレイをやめました。