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「レトロゲーム」はどこから? 世代でわかれるゲーム観【アンケート結果】

気になる第1位は…

多くの回答者が「スーパーファミコン」が活躍した時代を境目に選んだ(画像:写真AC)
多くの回答者が「スーパーファミコン」が活躍した時代を境目に選んだ(画像:写真AC)

●第2位:PS2/ドリームキャスト/ゲームキューブ/Xbox [2000年前後](56票)

 第3位と僅差ながら、頭ひとつ抜け出し、「2000年前後」が第2位に着地。主な据え置きゲーム機が全て光学ディスク対応となり、写実的な表現を目指す作品が次々と世に放たれた時代です。20世紀と21世紀の境目でもあるので、大きな節目としてこの時代を選ぶ気持ちも理解できます。

 また、インターネットを活用する家庭用ゲームが徐々に広がり始めたのもこの時期。2000年に発売されたDCソフト『ファンタシースターオンライン』は、後にGCやXbox、PCにも広がるほどの人気作に。また、2002年に登場した『ファイナルファンタジーXI』は、対応機種こそ変化していますが、今もなお現役で展開中です。

【回答者コメント】
・デジタルテレビへのデジタル出力対応、HD解像度への対応が分かれ目かと思うので、PS2世代までがレトロゲームだと感じました。(Wiiはちょっと特殊ですが)
・個人的に発売から20年経ったハードはレトロゲーム扱いにしている。
・発売より10年を超えるものは古いゲーム機、20年を超えたらレトロゲーム機。
・今では「本体にゲームをインストールするか、直接ソフトを起動するか」がレトロゲームの分岐点になってるような気がします。
・HD画質以前と以後で大きく変わったと思う。また、レトロというくくりと別に、「ヴィンテージ」ともいえる一層古いゲームのための総称があってもいいはず。非レトロとレトロの二分だけで語れるほど浅い文化ではもはやないでしょう。

●第1位:SFC/PCエンジン/メガドライブ [1980年代後半~1990年代前半](81票)

 さまざまな時代が線引きとして挙がるなか、回答者が最も集中したのは「1980年代後半~1990年代前半」でした。時代的には、ファミコンのライバルとして「PCエンジン」や「メガドライブ」が登場。これらのハードは、周辺機器との接続でCD-ROMの対応も可能とするなど、当時のゲームユーザーに新たな時代の到来を予感させます。

 しかし、それを迎え撃ったスーパーファミコンが、パワフルなゲームソフトでライバルを圧倒。扱えるデータ量も大事ですが、それだけがゲームの魅力ではないと実績を持って証明しました。

 ここをレトロゲームの線引きとした回答者たちは、「ゲームソフトが、ロムカセットか光学ディスクか」「主流となるのが、ドット絵かポリゴンか」「グラフィックが、2D表現か3D表現か」などの分かれ目として、この時代を選んだ模様です。

【回答者コメント】
・「カセット」が主流だった時代をレトロと感じます。
・互換機が複数の会社から発売されるぐらい、技術の解析や一般化が進んだのがいわゆるレトロゲーム機だと思います
・ドット絵がやはりレトロであり、PSやセガサターンになると3Dなので古くてもレトロ感が薄い。
・レトロゲーとは現時点からの年数経過で増えていくようなものじゃない。PS/SS以降のゲームは別の呼称を宛てがうべき。
・媒体がCDになったことで、キャラボイス、豪華音源が実装され、荒いとはいえポリゴンで作られた3Dキャラが動くようになった。なのでそれ以前のスーファミまでをレトロゲーとしたい。
・自分が「懐かしい」と感じるのかどうか。

 どこまでを「レトロゲーム」と感じるか。それは、時代の移り変わりだけでなく、当人の立場によっても変わってきます。また、「過去の時代を「レトロ」だけでまとめず、それぞれの時代に合わせた呼び名が必要」といったコメントも届いており、過去に対する新たな認識がこれからの未来に必要なのかもしれません。

 現行機が過去になった時、果たしてどのように呼ばれるのか。次の時代に移行した時に、その結果を見届けましょう。

(臥待)

※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施しました。優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとって、今の時代を知るきっかけの一助となりますと幸いです。

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