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『水星の魔女』放送でトレンド入り! 各世代が反応した「ウテナ」「ダブスタクソオヤジ」

放送開始早々から人気沸騰中の「ガンダム」シリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。Twitter上では毎週トレンド入りするほどの過熱ぶりです。まだ情報が少ないなか、その魅力について探ってみました。

1話からTwitterをにぎわせた『ウテナ』って何?

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』キービジュアル (C)創通・サンライズ・MBS
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』キービジュアル (C)創通・サンライズ・MBS

 2022年10月2日より好評放送中の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。現在ではもっともポピュラーとなったロボットアニメ「ガンダム」シリーズの最新作です。

 TVシリーズでは初となる、女性が主人公の作品ということもあって、放送前から話題になっていました。本作は10代の若年層をターゲットにするという触れ込みでした。そのため、これまでと違った世界観を模索した結果、学園を舞台に物語が進むという異例の展開で始まります。

 もっとも第0話にあたる「PROLOGUE」は、本編より過去に何があったかを描いた作品でした。これが本編放送より3か月ほど早い7月14日に公開され、TVでも1話放送の前週9月25日に放送されています。

 この「PROLOGUE」でのつかみは良好だったようで、TV放送直後のTwitter上でも大きな反響がありました。筆者もTVで初めて見ましたが、多くの人の感想と同じく「考えた以上にヘビーな展開」に驚きます。それは、事前情報の「学園もの」とは縁遠いドロドロとした陰謀、それに対する「復讐もの」と思えたからでした。

 そして、いよいよ10月2日に第1話が放送されましたが、その展開に別な意味で驚きます。筆者の驚きは30代以上のアニメファンも同様だったようで、Twitter上では『少女革命ウテナ』が堂々のトレンド入りを果たしました。

『少女革命ウテナ』は25年前の1997年に放送されたTVアニメです。当時の人気アニメ作品であり、後に劇場版も製作されました。

 どうしてこの『ウテナ』がトレンド入りしたかというと、『水星の魔女』と共通点がいくつかあったからです。学園内で行われる決闘、決闘の勝者が花嫁を手に入れる、花嫁が温室で植物を育てている、第1話で主人公が決闘に勝利して花嫁の婿候補となる、主人公と花嫁は共に女性……といった部分が主な共通点でした。

 多少、強引な結び付けですが『水星の魔女』のシリーズ構成であり、第1話の脚本を担当した大河内一楼さんの経歴を知ると偶然ではないことが分かります。大河内さんの小説家としてのデビュー作は前述の『ウテナ』でした。つまり何らかの意図でなぞった、セルフオマージュということかもしれません。

 ちなみに2話の展開は特に『ウテナ』をなぞったものではありませんでしたが、オープニング映像でオマージュらしい部分があってまた驚きました。オープニング最後付近の主人公のスレッタ・マーキュリーと花嫁になるミオリネ・レンブランの横になりながら回るシーンは『ウテナ』を思い出させるには十分です。

 もっとも、これはスタッフのミスリードとも考えられるかもしれません。そんな単純なオマージュ作品をTVの「ガンダム」シリーズでやるとは思えないからです。ひとつだけ言えることは、今後も『水星の魔女』からは目が離せないということでしょう。

【画像】「思ってたより鬱」だった前日譚(8枚)

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