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名作ゲームが続々登場した「PC-9801」 発売から40年 アダルト作品にも意外な「功績」が?

1982年10月に日本電気(NEC)が16ビットパソコン「PC-9801」を発売してから、今年でちょうど40周年を迎えます。80年代には日本語処理能力の高さからビジネス用途やホビー用途で一世を風靡しましたが、PC/AT互換機の日本語処理能力向上やWindows95の登場などさまざまな理由により、2003年に販売を終了しました。

仕事にホビーに、多くのユーザーが愛用

90年代半ばに発売されたPC-98シリーズの上位機種「PC-9821 Xa12」(写真提供:たまじぃ☆ミssdc68k)
90年代半ばに発売されたPC-98シリーズの上位機種「PC-9821 Xa12」(写真提供:たまじぃ☆ミssdc68k)

 1982年10月に日本電気(NEC)が16ビットパソコン「PC-9801」を発売してから、この10月で40周年となります。

 かつて、「PC-9801」を仕事やホビーに使っていた方はたくさんいるでしょう。筆者も高校生の時に親にねだってエプソン互換機の「PC-286 VG」を買ってもらい、数え切れないほど膨大な文章を書いてきました。あの頃の積み上げが今こうしてライターという仕事につながっているのですから、人生わからないものです。もしあのとき親がパソコンを買ってくれなかったら、別の仕事をしていたかもしれないのですから。

 その後も高校の先輩のおさがりで「PC-9801 BX」を手に入れ、最後は「PC-9821 V12」に乗り換え、Windows時代にもなんとか対応していましたが時代の流れには抗えず、筆者にとっての98シリーズの歴史はここで終焉を迎えました。最後の愛機となったV12は自分にできる限りのカスタマイズを施し大事に保管していましたが、さすがにもう使わないので、かつてBXを譲ってもらった先輩にあげてしまいました。今も大事にしてくれているようです。

 さて、PC-98こと「PC-9800」シリーズはかつて日本電気(以下、NEC)が日本市場向けに販売していたパーソナルコンピュータの製品群です。初代となる「PC-9801」は1982年の10月に発売され、コンピュータの頭脳と言えるCPUにはインテルの16ビットマイクロプロセッサ「8086」を使用し、前シリーズの「PC-8801」の8ビットと比較して性能が大きく向上しています。

 その後はCPUやグラフィック能力、フロッピーディスクドライブやハードディスクの搭載など細やかなバージョンアップが頻繁に行われて徐々に能力が向上。1986年には初の持ち運び可能なラップトップ機「PC-98LT」も発売されました。1990年にはホビー用途を指向しFM音源を搭載した「PC-9801DA」も登場し人気となりましたが、このころから安価なPC/AT互換機に押され始め、対抗策の一環として1993年にはハイエンドの「PC-9821」シリーズが登場。しかし時代の流れには抗えず徐々に存在感は薄れ、2003年にその役割を終えました。

 PC-98は総じて高価ではあり個人で簡単に買えるものではありませんでしたが、現在社会で活躍している方々のなかには98シリーズでパソコンの基礎を学んだ方も多く、現在のように仕事と遊びにパソコンを使用する時代を築いた名機といえるでしょう。

【画像】昔のPC-98はフロッピーで起動? ゲームプレイに必須の音源ボードも(5枚)

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