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意外に多い? 『ワンピース』麦わら海賊団正式メンバーではない「歴代ビビ枠」とは

『ONE PIECE』には、麦わら海賊団の正式メンバーではないけれど、ともに冒険していた仲間は実はたくさんいます。背中を預け合って戦ったけれど、一味にならずに別れるキャラたち……。一部ファンの間で、「ビビ枠」と呼ばれる彼らについて紹介します。

コビーが最初の「ビビ枠」?

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『ONE PIECE』の麦わら海賊団には、一味には入らなかったものの、一時的に仲間になったキャラが数多く存在します。彼らはエピソード上重要な役割を持っていることが多く、ともに戦う仲間のひとりとして大活躍してストーリーを盛り上げてくれました。

 まず、代表的なキャラとしては、「アラバスタ編」のビビが挙げられます。彼女は初登場時、敵組織「バロックワークス」の一員でした。故郷のアラバスタ王国を救うために潜入捜査をしていたところ、ルフィたちと出会い、アラバスタへともに旅することになりました。途中でドラム王国に立ち寄った際に、医者の紹介をルフィとともに頼み込むシーンなどは、すっかり麦わらの一味の一員のように見えます。そして、「アラバスタ編」完結時に船に残るかどうかの選択をする時がきますが、王女である彼女はアラバスタに残り、涙ながらに一味に別れを告げました。「ビビの涙に思わずもらい泣き」と、今でも人気のエピソードです。

 その後、「ビビ枠」という単語がネット上に誕生。仲間として麦わらの一味と行動をともにするものの、一味には加わらず最終的に別れるキャラで、特にビビのように印象深いキャラのことを指しています。

 ネット上では「最近のビビ枠といえば、モモ、錦えもんだと思う」「それなりに仲間っぽいけど一味じゃないならモモの助や錦えもん」「錦えもんはつき合い相当長いビビ枠」など、モモの助と錦えもんがビビ枠として人気です。パンクハザード編からの長いつき合いですが、あくまでもワノ国の人間であり麦わらの一味ではないため、ビビ枠と見られているようです。

 さかのぼって、ゾロよりも先に登場したコビーや、「アーロンパーク編」で男を見せたヨサクやジョニーなど、ビビ登場以前のキャラもビビ枠として扱われています。またクズと名高いシーザーも、長い期間船に乗せていたため「嫌いだけどビビ枠なのでは?」との声もあるほか、「一味とともに過ごした時間の長さでいえば、ローやキャロットもビビ枠」「カリブーもつき合いの長さでいえば、ビビ枠にカウントしてもいい」「影薄めだけどケイミ―も一応ビビ枠では」など、ネット上では今もビビ枠について議論が続いているようです。ビビ含め歴代ビビ枠は、一定以上の重要な役割を担っていたため、最終章での再登場、活躍も期待されています。

(マグミクス編集部)

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