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ラストステージの難易度に阿鼻叫喚! 「クリアさせる気がない?」「パッケージに騙された」鬼畜ゲームたち

「死にゲー」とはいえないまでも……恐ろしく難しいステージは、さほど難易度が高く思えないゲームタイトルにも散見できます。パッケージにだまされることなかれ、ユーザーが侮っていた鬼難易度のステージ、ボスを紹介します。

匙は投げてもコントローラーは投げないで!

『ロックマン7 宿命の対決!』何回やっても倒せないのは「エアーマン」だけじゃない… (C)CAPCOM CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
『ロックマン7 宿命の対決!』何回やっても倒せないのは「エアーマン」だけじゃない… (C)CAPCOM CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 ゲームオーバーを繰り返してコースを頭に叩き込む『魔界村』や、少しの衝撃でやられてしまう『スペランカー』、近年ではPlayStation 4『SEKIRO』など。いわゆる「死にゲー」は、難しさ比例したクリア後の達成感が魅力です。世代を問わず、高難易度のゲームは、多くのアクションゲームファンをとりこにしてきました。

 しかし、開発者はユーザーに「クリアさせる気がない」ようにさえ思えてしまう、「鬼難易度」のステージは「死にゲー」とは言われないゲームにも見られます。多くのゲーマーたちがパッケージから侮っていたコース、ボスをご紹介します。

●『初代』の黄色い悪魔? それとも『7』のワイリーマシン?

 カプコンの生み出した『ロックマン』は、作品のキャッチーなビジュアルとは裏腹に、いずれのシリーズ作品も、ボスが恐ろしく強いことが有名です。特段、ファミコン用に発売された『初代』のボス「イエローデビル」、また、スーパーファミコン版『ロックマン7 宿命の対決!』のボス「ワイリーカプセル」を前に挫折したプレイヤーの数は計り知れません。

 姿を現しては隠し、一発の被弾が致命傷へとつながる「ワイリーカプセル」は装甲も厚く、ロックマンの攻撃もまるで通りません。攻撃パターンを覚えてなお、シビアな反射神経が求められます。

●『スーパードンキーコング2』は、難しいステージがそれぞれ違う

 スーパーファミコン用ソフト「スーパードンキーコング」シリーズは、任天堂の発売する横スクロールアクションゲームのなかでも難易度が高めに設定されているものの、「死にゲー」とまでは言えないでしょう。

 しかし、シリーズの二作目、『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』はプレイヤーによって、極端に「つまる」ステージが異なることに特徴があります。

 画面下部から迫る毒に触れないようクリアを急がされる「どくどくタワー」や、ステージを囲うトゲに注意しつつもスピードを求められる「スクリーチ レース」に苦戦した人は少なくないでしょう。

 きわめつけは、登場するアニマルフレンド(お助けキャラクター)全種類が登場する、裏面の最終ステージ「アニマル ランド」です。アニマルフレンドはいずれも、主人公の「ディディー・ディクシー」と操作性が異なり、それぞれに対応したステージのギミックが異なることから、「『スーパードンキーコング』シリーズ史上最難関」とも言われるほどの難易度を誇ります。

 根気強さのほか、集中力も試されるステージをクリアしてなお、対峙するボス「ふたたび!キャプテンクルール」も、初見でのクリアは不可能に近いでしょう。

【画像】「死にゲー」じゃないのに死にまくる! 終盤が難しいゲーム(5枚)

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