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【漫画】成長した我が子を抱っこ「重っ」 とっさに母が足した言葉に「ナイスフォロー!」

幼児が成長して体重が増えると、抱っこのときについ「重い」とウンザリつぶやいてしまいがち。でも、その何気ない言葉が子供を悲しませることもあるようで……。浅木胡逸さんがTwitterで公開した体験談が話題です。

子供を心配させないための言葉の置き換え

抱っこしたときの「重い」というつぶやきを聞いて息子が心配する(浅木胡逸さん提供)
抱っこしたときの「重い」というつぶやきを聞いて息子が心配する(浅木胡逸さん提供)

 4歳の息子の育児をしている浅木胡逸さん(@asagiko)。以前、抱っこしているときに、思わず「重いっ……」と心の声を漏らしてしまったことがありました。それを聞いた息子は、心配そうな表情。「もう、おっきくなっちゃったからダッコできない?」と問いかけてきます。

 何気ない言葉が息子を不安にさせてしまったようで、浅木胡逸さんはショックを受けました。たくさん食べて育って体重が増えるのは、本来なら親としてはうれしいこと。その後は、息子を抱っこして「重い」と感じたときには、「成長してくれてうれしい」ということが伝わるような別の言葉に置き換えているそうです。

 このエピソードを描いたマンガに、読者からは「分かります!」「自分の発言の矛盾に気づけるなんてスゴイ。ナイスフォロー」「言葉に気をつけたいと思いました」などの感想が集まりました。Twitter投稿には、2500件を超えるいいねがついています。

 作者の浅木胡逸さんに、お話を聞きました。

ーー浅木胡逸さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 もともとマンガは描いていたんですが、忙しさで描けずに数年が経ちました。その後、息子が満3歳児クラスに入ったタイミングで、新しいソフトに慣れる練習として描き始めました。

ーーお子さんは4歳とのことですが、いつ頃から抱っこすると「重い」と感じるようになりましたか?

 正直、最初から重く感じてはいました。平均的な体重でしたが、なかなか命をずっと腕に持つことなんてなかったので。でもベビーカーを卒業した後、移動中にやる気をなくされると抱っこするしかないので、そこからですかね。身体も大きくなってきましたし。

ーー「重い」ではなく「いいぞ!」と声をかけることで、お子さんの反応に何か変化はありましたか?

 言葉をかけた影響かは分からないですが、少食だったのがもう少し食べるようになりました。あと「抱っこできない?」など不安そうに聞いてくることが減りました。良かったです。

抱っこをテーマに描かれたもうひとつの作品『数字じゃないのよキツさは』(浅木胡逸さん提供)
抱っこをテーマに描かれたもうひとつの作品『数字じゃないのよキツさは』(浅木胡逸さん提供)

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 うちの子はこの時15kg程度で、「もう少しで抱っこ卒業かなぁ」なんて考えながら描いたところ、「20kgを超えても全然抱っこする」という声が数件寄せられて驚きました。自分の想定が甘かったことを反省しました。皆さんすごい。

ーー今回のマンガのほかに、ご自身がお気に入りの作品や、これまでに反響が大きかった作品があれば、ご紹介をお願いいたします。

 同じ抱っこの話だと『数字じゃないのよキツさは』があります。反響があったものは『イヤイヤ期』『どうにかご機嫌取り』『正解音』などです。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 過去作がかなり溜まってきたので、何かしらの形でまとめようとは思っています。描きたい話はまだまだあるので、とりあえず描けるだけ描いていくつもりです。

(マグミクス編集部)

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