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めっちゃ悔しそう! 『刃牙』最強の範馬勇次郎が「してやられた」場面

1991年から連載されている人気格闘マンガ『刃牙』シリーズでは、多くの強キャラが登場していますが、範馬勇次郎が最強として君臨し続けています。暴力でアメリカすら屈服させてしまうなど、数多くの最強エピソードを持つ勇次郎ですが、何度か「してやられた」ことがあります。今回は、そんな勇次郎の、まさかの「敗北(やぶ)れたシーン」を紹介します。

まさかの昏倒? 今では考えられないやられ方をした勇次郎……

本部に「守護る」と言われ、涙を浮かべながら激怒する勇次郎。『刃牙道』9巻(秋田書店)
本部に「守護る」と言われ、涙を浮かべながら激怒する勇次郎。『刃牙道』9巻(秋田書店)

 30年以上にわたって、格闘マンガ『刃牙』シリーズの頂点に君臨する範馬勇次郎は、北極熊や巨象を素手で倒し、落雷で無傷、アメリカと個人で友好条約を結ぶなど、「地上最強の生物」の異名にふさわしい力を持っています。そして、その力を思うがまま振るい、暴力で我が道を行くのが彼の生き方です。しかし、そんな勇次郎も作中では何度か「痛い目」を見ています。

●まだ大型の獣レベル(?)だった勇次郎:『グラップラー刃牙』32巻の捕縛シーン

 第1部『グラップラー刃牙』では、勇次郎は鎬紅葉に握力で負けたり、愚地独歩に苦戦したりと、連載が進んだ現在よりも、まだ人間らしさを見せていました。そんな勇次郎は、「最強トーナメント編」で大暴れした結果、あらかじめ準備されていた大型動物用の麻酔薬で昏倒させられています。

 2回戦で独歩のひざの骨を折り、「これ以上の戦いは無意味」と試合を止めるよう訴えた天内悠に激怒した勇次郎は、試合に乱入し天内を再起不能にしました。さらに勇次郎は、止めようと入ってきたトーナメント敗退者たちを次々と蹴散らし、その後現れた刃牙ほか勝者たちにも襲いかかります。

 しかし、そんな勇次郎を止めたのは、銃を構えたハンターでした。発射式の捕獲網で動きを封じ、シロサイ用の麻酔薬の集中砲火。刃牙に相談された主催の徳川が用意していた策で、勇次郎は昏倒し、退場となったのです。

 勇次郎が他人に意識を奪われたのは、この場面だけ。それほど貴重な、連載初期の衝撃シーンでした。

●逃げるが勝ち? 寝転がった勇次郎を前にアライJrが取った行動:『バキ』20巻

 1976年に行われた異種格闘技戦「アントニオ猪木VSモハメド・アリ」で、ボクサーのアリを相手にプロレスラーの猪木がとった「寝転がって足を狙う」という戦術は、当時、大きな話題となりました。そして、第2部の『バキ』では、モハメド・アリをオマージュしたマホメド・アライと、その息子のアライJr.が登場します。

 父が未完成で終わった、全局面対応型の闘争術である「マホメド・アライ流拳法」を完成させて、ホテルに宿泊中の勇次郎の前に現れたアライJr.。そして、かつてアライを尊敬していた勇次郎は、アライJr.の前で床に寝転がります。それは、かつて父のアライが手も足も出なかった、猪狩(猪木のオマージュキャラ)の戦術、通称「アライ・猪狩状態」の再現でした。

 しかし、目の前で寝ている勇次郎を前に、アライJr.は「強者が寝てくれているなら部屋を出るまでです」と言って、あっさり部屋を出て行いってしまうのです。意表を突かれた勇次郎は、寝転がったままアライJr.が出ていくのを見送ります。

 直後に勇次郎は激昂して追いかけますが、時すでに遅く、アライJr.はホテルを後にしていました。最強の勇次郎が、呆然とアライJr.を見送る場面は、かなりシュールで爆笑した読者も多かったようです。

【画像】悔しい顔も地上最強? 勇次郎が「してやられた」場面の衝撃リアクション(7枚)

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