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『水星の魔女』に挟まる「ガンダム」映画3作品 TV放送で新たなファンが開拓される?

MBS・TBSの「日5」枠で絶賛放送中の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、2023年1月8日で第1クールの放送を終了し、2023年4月から第2クールの放送が予定されています。その間、2023年1月から3月にかけて放送される『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』『機動戦士ガンダム サンダーボルト』『機動戦士ガンダムNT』について解説します。

劇場版をTVサイズに分割して放送

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1クール終了の「ロス」を埋められる? (C)創通・サンライズ・MBS
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1クール終了の「ロス」を埋められる? (C)創通・サンライズ・MBS

 MBS・TBSの「日5」枠で、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が放送中です。本作は2023年1月8日で第1クールの放送を終了し、2023年4月から第2クールの放送が予定されています。次クール放送までの間、『水星の魔女』に挟まる形で3つの「ガンダム」作品がTVエディションとして、それぞれ全4話が放送されます。

 2023年1月から3月にかけて放送される『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』、『機動戦士ガンダムNT』の3作について解説します。

●『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』2023年1月15日~2月5日・全4話

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 (C)創通・サンライズ
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 (C)創通・サンライズ

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、富野由悠季氏の小説を原作とした2021年6月公開の劇場アニメです。

 宇宙世紀0093年。シャアの反乱こと「第二次ネオ・ジオン戦争」の戦火のなかで、ブライト・ノアの息子であるハサウェイ・ノアは無断出撃を敢行し、初恋の少女クェス・パラヤをはじめとする多くの人びとが死にゆく光景を目の当たりにしました。アムロ・レイとシャア・アズナブルの生きざまを見届けたハサウェイは、腐り切った地球連邦の在り様を許せず、反地球連邦組織「マフティー」のリーダー「マフティー・ナビーユ・エリン」として連邦政府高官の暗殺を行なっていたのです。

 宇宙世紀0105年、表向きの身分である植物監察官候補として特権階級専用往還シャトル「ハウンゼン」に乗り込んでいたハサウェイは、マフティーを名乗る偽物の武力集団によるハイジャックに遭遇します。

 事態を甘く見た政府高官が殺害されたのを見たハサウェイは、不意に聞こえてきた少女・ギギの声にけしかけられるように、テロリストを取り押さえていきます。しかし詰めの甘さから射殺されそうになってしまい、危ういところを連邦軍の士官ケネス・グレッグ大佐に救われます。

 助けられたことに礼を言うハサウェイでしたが、実はケネス大佐は、マフティー討伐の命令を受け、地球へと降下していた人物だったのです。

 ハサウェイとケネス、そして謎の少女ギギ・アンダルシア、3人の運命の行く先に待ち受けるものは何か。その運命は、まだ描かれてはいないのです。

 本作は劇場3部作となる予定で、第2作の副題が『サン オブ ブライト』であることは発表されていますが、公開時期は未定です。

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