【漫画】娘の誕生日、義母はママにもプレゼント！　おざなりにしていた「意思」にハッとする

義母からもらったバスボムを使ってお風呂に入ってみたら

　義母からもらった贈り物について描いたマンガ「お義母さんがくれたバスボム」が、Instagramで790以上のいいねを集め話題となっています。4歳の娘への誕生日プレゼントと一緒に、誕生日が近いママにもプレゼントをくれた義母。そのプレゼントを見て思ったことは……という内容で「心に響きました」「おつかれさまです」「癒やされますね」などの感想が寄せられています。

　このマンガを描いたのは、主婦の上枝りほ（ペンネーム）さんです。Instagramやブログで育児マンガを発表しています。上枝りほさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　小さい頃から絵を描くのは好きでした。上の子がまだお腹にいたとき、当時はブログでしたが、イラストを交えて妊娠の記録を残そうと描き始めました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　義母からいただいたプレゼントを通して、「私は今まで、入浴剤ひとつをとっても自分で選ぶことがほとんどなかったな……」と気付かされました。子供の意思を尊重するのは大事だけれど、自分の意思も大事にしていこうという気持ちと、義母への感謝を込めて描きました。

ーーお義母さんは、いつもりほさんにもプレゼントを用意してくれるのでしょうか？

　そうなんです。娘と私の誕生日が近いので、娘が生まれてからは、毎年同じ日にふたり分のプレゼントを持って来てくれます！

ーーお義母さんは、相手が喜ぶプレゼントを選ぶのも上手な方なのですね。

　本当に、いつも思いやりのあるプレゼントをくれます。コロナがはやり出した年には、小さい子供ふたりとの引きこもり生活で疲れていた私に、「元気が出る色を選んだよ」と、黄色とオレンジのきれいなソープフラワーをくれたこともありました。

ーー「自分のための選択」を意識してから、他のことでもご自分に変化はありましたか？

　今まで夕飯のメニューは子供たちが食べられるもの、子供たちが好きなものを基準に考えることが多かったのですが、今は週に1～2回でいいから自分が食べたいものを作ろう！と決めています。その日は、からいものや大人向けの味付けもOKにします。

ーー自分がプレゼントを選ぶときの意識も変わりましたか？

　相手の好きなものを選ぶのもいいけど、相手が癒やされたり、ワクワクできたりするようなものを選べる人になりたいな、と思いましたね。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

　共感してくださる声が多く、特に外食時に子供に合わせたメニューを選ぶのが当たり前になっているママが多いんだな、と感じました。

ーー現在取り組んでいる創作活動について教えて下さい。

　ブログとInstagramで育児マンガを描いています！