アーニャが頭につけているのって何? 「頭のアイテム」にヒミツがあるキャラたち
『エヴァ』のキャラたちが頭につけている三角のアレは何?
●エヴァを動かすための重要なアイテム
頭につける三角アイテムといえば『エヴァンゲリオン』の碇シンジや綾波レイなどもエヴァに乗った際に猫耳のような形の装置をつけています。これは「インターフェイス」としてエヴァとのシンクロにおいて大事な役割を果たしているアイテムだそうです。ちなみに、ふたつのパーツはそれぞれ独立しているように見えますが、実際はつるでつながった一体のヘッドセットとなっているそうです(つるの部分は髪の毛に隠れていて見えない状態になっている)。
●強力すぎる超能力の制御装置
『斉木楠雄のΨ難』(原作:麻生周一)の主人公で超能力者・斉木楠雄も頭に特徴的な形の「アンテナ」をつけています。これは年々成長する楠雄の強すぎる超能力をコントロールするための制御装置で、外してしまうと、本人もどうなるか分からないほど力が暴走してしまいます。楠雄は小学5年生の時点で、念力を使ってタワーマンションを持ち上げたり、月を破壊できたりするほどの力を持っているため頭の「アンテナ」は見た目以上に地球の平和にとって大事なものと言えます。
●帽子で射撃の照準を合わせる
頭の大事なアイテムとして『ルパン三世』に登場する射撃の達人・次元大介の帽子も有名なもののひとつです。TVアニメ「次元と帽子と拳銃と」のエピソードでは、帽子のつばを銃の照準を合わせるために利用していた次元が、敵から帽子を焼かれてしまったために、まったく狙い通りに射撃ができなくなる(ルパンが用意したほかの帽子を試しても効果なし)という話がありました。その後、このエピソード以外では帽子がなくても射撃精度が落ちることはなく、限定的な設定だったようですが、次元の珍しい姿がかなりのインパクトを残しています。
単なるファッションを超えた意味をもつ頭のアイテムたち。ほかのキャラが何気なくつけているアイテムも実は深い意味を持っているのかもしれません。
(吉原あさお)