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いまだ根強いゴロゴロの実・エネルの『ワンピース』最強説 再登場でパワーアップに期待?

ついに『ONE PIECE』が最終章へ突入し、本編の盛り上がりが加速しています。ネット上では、長く最強キャラについての議論が繰り広げられている様子です。今回は、いまだに主張する人が多い「エネル最強説」についてご紹介します。

エネルが表紙の『ONE PIECE Log Collection “GOD”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)
エネルが表紙の『ONE PIECE Log Collection “GOD”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

 連載25周年の大人気マンガ『ONE PIECE』はついに最終章へ突入し、さらに盛り上がりをみせています。さまざまな能力や膨大な数のキャラが登場してきた『ONE PIECE』では、「最強キャラ」についての議論が繰り広げられているようです。今回はまだまだ根強い、「エネル最強説」についてご紹介します。

 エネルは「空島編」の舞台であるスカイピアにて、神として君臨していたキャラです。悪魔の実のなかでも最強といわれる「自然(ロギア)系」の「ゴロゴロの実」の能力者で、ルフィたちが現れるまでの6年もの間、スカイピアの住人を恐怖で支配していました。

 エネルの強さについては、空島編が終了してかなりの時間がたった今でも話題にあがります。現在は悪魔の実の能力以上に「覇気」が強さを左右すると言われているものの、ネット上では、「覇気があっても雷の速度じゃ攻撃が当たらないし、雷の大きさは無限大だからカイドウですら勝てそうにない」「頂上戦争時点の弱ってる白ひげなら、雷連打で手も足も出ずに倒されると思う」「自分に自分で心臓マッサージできるのがチート過ぎる」などの声が根強く存在するのです。ゴム人間のルフィという天敵の前に敗れてしまいましたが、もし強敵たちとの対戦が実現していたら結果はどうなっていたか、予想が尽きないですね。

 尾田先生は43巻のSBS(『ONE PIECE』単行本に収録されている質問コーナー)で、エネルの強さについて「懸賞金はあの厄介さから考えても5億以上はかたい」とは言いつつも、「エネルでは天下はとれません」と断言しています。ただ、「『天下はとれない』って、四皇に比べたら部下が弱いってことも大きいのでは」「ロギア系のなかでも、スピードもエネルギーもケタ違いだと思う」「『心綱(マントラ)』の力と『ゴロゴロの実』が合わさっているからスキがない」「速さでは『ピカピカの実』に負けるだろうけど、攻撃範囲は『ゴロゴロの実』でしょ」と推す声は絶えません。

 結果としてエネルが覇気習得前のルフィに負けているため、「最強にはほど遠い」と考える声もありますが、「エネル本人は最強の器ではなかったとしても、覇王色の覇気の持ち主が『ゴロゴロの実』食べたら手がつけられないのでは」と、悪魔の実最強説では筆頭候補のようです。「空島編」の後の扉絵連載から見ても、エネルの再登場が有力視されているため、よりパワーアップして戻ってくることを期待している読者も多くいます。

(マグミクス編集部)

【画像】「最強説」が存在する悪魔の実といえば?(6枚)

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