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本当にやっちまった! アニメ化実現の「エグすぎ・渋すぎ」青年マンガ5作品

長らく映像化されなかった超名作もまさかの……!

『ドロヘドロ』ビジュアル (C)2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会
『ドロヘドロ』ビジュアル (C)2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会

●『ドロヘドロ』

 林田球先生によるマンガ『ドロヘドロ』は、18年にもおよぶ連載完結から2年後となる2020年にアニメ化されました。同作は魔法使いに顔をトカゲにされた記憶喪失の男・カイマンが、相棒のニカイドウとともに本当の顔と記憶を取り戻すために戦うダークファンタジーです。

『ドロヘドロ』が「映像化不可能」と言われた主な理由は、混沌とした世界と情報量の多い画風です。しかしMAPPAは3DCGと作画を両立させて、その独自の世界観と魅力的なキャラクターを違和感なく表現。「おいでませ、混沌。」というキャッチコピーに、ふさわしいアニメ化を果たしました。

●『寄生獣 セイの格率』

 近年、懐かしの作品がようやくアニメ化されることは珍しくありませんが、「まさか!」と思わせた人の多さでは、『寄生獣 セイの格率』は筆頭かもしれません。岩明均先生による原作『寄生獣』は、人間に寄生する生物と共生することになった新一とそのパラサイト・ミギーによる戦いの物語。1988年から1995年まで連載され、そのテーマ性や物語の完成度の高さで、連載当時から現代にいたるまで絶賛されている一作です。

 ハリウッドによるプロジェクトが進んでいたものの、長らく映像化は行われていませんでしたが、その契約が失効したタイミングでTVアニメ化と実写映画化がダブル発表されます。2014年から2015年にかけて放送されたTVアニメは堅調な作りで、注目を集めていた平野綾さん演じるミギーも独自の魅力を放ち好評を博しました。

●『BLUE GIANT』

 最後に紹介するのは、2023年2月17日にアニメ映画として公開される石塚真一先生の『BLUE GIANT』です。同作はジャズに魅せられた少年・宮本大が世界一のジャズプレイヤーを目指す物語で、文化庁メディア芸術祭マンガ部門などマンガ賞を受賞した人気作です。

 宮本を始めとする作中プレイヤーによる「音」は評価が高いものが多く、それだけにアニメで表現することのハードルの高さを感じていた人も多いはず。しかし、2022年10月にジャズピアニストの上原ひろみさんが、アニメの音楽とピアノの演奏を担当することが明かされました。さらに、その他のパートの奏者も実力者揃いで、話題を呼んでいます。映画館の環境で聴くのが楽しみな一作となりました。

(はるのおと)

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