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推しが出てこない…連載中、閉じ込められすぎキャラ3選 「10年以上見てない」「さすがに鬱になる」

好きなアニメやマンガのキャラを「推しが画面から出てこない」と表現したりしますが、画面どころか作中でも閉じ込められ、登場しなくなったキャラもいます。例え人気キャラであっても、物語の展開上、何年もその姿を消している人物も。この記事では、そんな「本当に出てこない」閉じ込められすぎているキャラを、3作品からご紹介します。

閉じ込められること早十数年…解放の日はいつ?

TVアニメ『呪術廻戦』懐玉・玉折/渋谷事変ティザービジュアル (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
TVアニメ『呪術廻戦』懐玉・玉折/渋谷事変ティザービジュアル (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

 推しが画面から出てこないだけではなく、「作品にも出てこなくなった」という、悲しい話を聞いたことはありませんか? 封印されたり連れ去られたりとその方法はさまざまですが、人気の有無にかかわらず長い間閉じ込められたままの、不運なキャラも存在します。この記事では、そんな「本当に出てこない」閉じ込められすぎているキャラを、3作品からご紹介します。SNSでも「いつになったら出てくるの」「さすがに鬱になる」と評判です。

※この記事では『呪術廻戦』のまだアニメ化されていないエピソード、および『魔法騎士レイアース』の重大なネタバレを含みます。

●『呪術廻戦』五条悟

 虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)は、杉沢第三高校に通う高校1年生。至って普通の生活を送っている虎杖ですが、人並外れた身体能力を持っています。そんなある日、虎杖の先輩が、ある「呪い」に襲われてしまいます。

 先輩を助けるために、より強い呪力を得られる特級呪物「両面宿儺(りょうめんすくな)の指」を食べてしまう虎杖。その結果、虎杖は自分の魂に「呪い」を宿してしまいます。先輩を無事助けた虎杖は、最強の呪術師・五条悟(ごじょう・さとる)の案内で「東京都立呪術高等専門学校」に編入することになり――?

『呪術廻戦』(作:芥見下々/集英社)は、虎杖たちが呪術師として成長し、呪霊たちと戦うダークファンタジー・バトルアニメです。「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」で1位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」で大賞を受賞している人気作品で、2023年にはアニメ第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」の放送が予定されています。

 五条悟は、虎杖たちが通うことになる東京都立呪術高等専門学校の教師で、自他ともに認める最強の呪術師です。呪術師としての階級は、特別な者しかなれない「特級」。性格はひょうひょうとしておりマイペースなものの、白髪・碧眼・高身長という恵まれた外見もあり、女性ファンの多いキャラクターです。

 五条は、本作の11巻で描かれる前代未聞のテロ「渋谷事変」で、獄門彊(ごくもんきょう)という特級呪物のなかに封印されてしまいます。渋谷事変を起こした特級呪詛師・夏油傑(げとう・すぐる)は、多くの一般人を巻き込みながら、その目的の邪魔となる五条を排除したのです。

 獄門彊に五条が封印されたのは、2020年1月に掲載された第90話です。そろそろ3年の時が経とうとしていますが、五条は封印されたまま。獄門彊を開ける方法もいくつかあるものの、「自死する」「どこにあるか分からない特級呪具を使う」など、あまり現実的なものではありません。五条の封印はいつ解かれるのか、封印時と同じように正月付近の連載で解放されるのか? など、彼の再登場を待ちわびる声がネット上にあがっています。

●『D.Gray-man』ラビ

 仮想19世紀末のヨーロッパ。世界を終わらせようとたくらむ千年伯爵は、機械・魂・悲劇を材料に、悪性兵器・AKUMA(アクマ)を造り上げました。そのAKUMAを破壊できるのは、神の結晶・イノセンスに選ばれた聖職者「エクソシスト」たちだけ。

 アレン・ウォーカーも、家族をAKUMAに奪われた被害者のひとり。アレンはエクソシストとなって「黒の教団」に所属し、神田ユウやリナリー・リーたち仲間のエクソシストたちとともに、千年伯爵へと立ち向かうのでした。

『D.Gray-man』(著:星野桂/集英社)は、2016年時点でシリーズ累計発行部数2250万部を突破した、人気のダークファンタジーマンガです。過去に2度アニメ化されており、現在は季刊誌「ジャンプSQ.RISE」にて連載中です。

 ラビはアレンと同じく、黒の教団のエクソシストです。同時に、世界の裏歴史を記録するという使命を持つ「ブックマン」の後継者でもあり、教団に入ったのはその記録のためです。明るく気さくなムードメーカーであるものの、その明るさは周囲になじむための手段のように見えることも。

 そんなラビは、任務のために中国へと渡っていたところ、千年伯爵をはじめとした「ノアの一族」の襲撃を受け、ブックマンとともに拉致されてしまいます。ノアたちは、「14番目のノア」と呼ばれるネアの情報を入手するためにラビたちを拉致し、ブックマンから情報を引き出そうとラビを拷問します。

 寄生蟲(ポワズ)を体内に入れられたり、壁にたたきつけたりと、拉致後かなりのひどい扱いをうけているラビ。しかし、黒の教団側は彼らがどこに拉致されているかを知らず、助けに行くこともままならないようです。ラビが拉致された第200夜(第200話)が掲載されたのは、2010年の11月。第207夜でも捕らわれている様子が描かれますが、拉致からは実に12年もの月日が経っています。ラビとブックマンが解放される日は、いったいいつ来るのでしょうか。

【画像】またかよ! さらわれがちなキャラを見る(4枚)

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