見た目と年齢のギャップに衝撃「ジャンプ」キャラ3人「19歳は嘘だろ！」「父性を感じる未成年」

「若すぎ」「同い年なのに俺ときたら…」意外さに驚く人続出！

　マンガ・アニメ作品、特にファンタジー系の作品の場合、各キャラの年齢をあまり知らないことってありますよね。少年マンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」の各作品は、少年向けということもあり、キャラたちも若めの10代～20代だと想像がつきます。しかし、実際に年齢を聞くと、その見た目とのギャップに驚愕してしまうキャラもいます。

　この記事では、「ジャンプ」のアニメ化された作品より、見た目と年齢のギャップに衝撃を受けたキャラを3人ご紹介します。SNSでも「断トツで若々しい」「父性を感じる未成年」と評判です。

●『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』緋村剣心（28歳）

　世界中で放映され、愛されてきたTVアニメ『るろうに剣心』。その主人公である緋村剣心（ひむら・けんしん／CV：涼風真世）は、登場時なんと28歳でした。温和でマイペース、「おろ？」が口癖の彼はとても若く見えます。しかし物語の舞台である明治時代において、平均寿命は44歳前後であるため、実は「なかなかのおじさん」という設定なのです。

　28歳の剣心に対し、ヒロインである神谷薫（かみや・かおる／CV：藤谷美紀）は、登場時17歳。平均寿命の半分も生きておらず、剣心より10歳以上も年下です。この事実に、原作でも剣心は薫から「ウソよ　サギよ　お詫びして訂正しなさい！」とまで言われています。薫も剣心の年齢に相当驚いていたようです。

　なお、原作者の和月伸宏氏によると、剣心は当初30代になる予定だったそうです。しかし当時の「ジャンプ」には、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉や『シティーハンター』の冴羽リョウくらいしか、30代の主人公はいませんでした。編集担当者に「『ジャンプ』の主人公が30代って、どうなの？」と言われ、28歳になったのだとか。SNSでは「顔の割におっさんだな」「薫殿は17歳！！　剣心てめー！！」「マスオさんと同い年なの！？」と驚きの声があがっています。

　なお2023年には、原作を第1話から再構築した新作アニメが放送予定となっています。キャストも一新され、シリーズ構成は『メイドインアビス』の倉田英之氏が担当。現代のアニメーション技術で動く剣心が見られます。この作品は、「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『HUNTER×HUNTER』レオリオ=パラディナイト（19歳）

　2022年10月24日発売の「週刊少年ジャンプ」にて、4年近くの休載を乗り越えて連載を再開した『HUNTER×HUNTER（ハンターハンター』。スーツにサングラスという出で立ちで、医者を目指すレオリオ=パラディナイト（CV：郷田ほづみ・藤原啓治）は、実は未成年の19歳です。

　193cmという長身でありながら、やや老け顔な見た目や「金さえありゃ何でも手に入る」という俗物的思考から、大人びた印象を受けるレオリオ。作中では「飲酒が好き」という描写もあり、未成年という事実に驚いた方もいるのではないでしょうか（レオリオいわく、故郷の国では16歳から飲酒が認められているそう）。

　他のキャラからも、「おっさん」扱いされることが多いレオリオ。アニメ『HUNTER×HUNTER（2011年版）』第4話では、ハンター試験1次試験の最中、「おっさん、先行くぜ！」とキルア＝ゾルディック（CV：伊瀬茉莉也）に言われています。レオリオは「おっさんじゃねえ！　俺はまだお前らと同じ10代だ！」と返し、皆を驚かせました。

　その「金が全て」というキャラクターに加え、常にスーツを着ているところも、見た目と年齢のギャップに拍車をかけているといえそうです。SNSでも、「19歳はさすがに老けてる」「25～30歳くらいかと思ってた」「お前、10代なのにダブルライセンスを前提としたキャリアプランを……？」と驚きの声があがっています。

　原作の連載再開に伴い、マンガアプリ「少年ジャンプ＋」や「ゼブラック」では、「王位継承編（340～370話）」が無料公開されています。アニメと合わせて、レオリオのおっさんっぷりを再確認してみてはいかがでしょうか。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」などで見ることができます。