『ONE PIECE』激弱かと思いきや最強？　「使い方次第」な「ビスビスの実」の能力

シャーロット・クラッカーは能力の鍛え方がハンパない！

　最終章に入りさらなる盛り上がりを見せる『ONE PIECE』。さまざまな能力者が登場する同作のなかでも、ルフィを追い詰めたとして読者の間で話題に上がっているのがシャーロット・クラッカーです。今回はクラッカーの強さについて紹介しましょう。

　クラッカーとはシャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団の幹部であるスイート3将星のひとりであり、シャーロット家の10男です。超人系悪魔の実である「ビスビスの実」の能力者で、ビスケットを無限に生み出し自由自在に操ることができます。痛いことが嫌いなため普段はビスケットで作った鎧をまとっています。ちなみに本人曰く注射も嫌いなよう。

　そんなビスケットを生み出せるだけの能力者であるクラッカーですが、誘惑の森でルフィとの戦闘が始まります。ビスケット兵を無限に出せる能力とプレッツェルという名剣を操り、11時間以上も戦いルフィを追い詰めました。ナミの機転とルフィのギア4に押され結果敗れましたが、読者からは「能力の鍛え方がハンパない」「雨が無かったら詰んでただろうな」という称賛の声が続出しています。

　また本人も自身のことを職人カタギと語るほど、ビスケットに対するこだわりが強いようです。鎧から流れる血をジャムで表現したり、量産したビスケット兵が雨で濡れて柔らかくなると「その女の降らす雨がなければ おれの強固なビスケット兵達が！！　美味なるサクサクおやつに変わる事はなかったのだ！！！」と叫んだりするなどユニークな一面も。

　他にも『ONE PIECE』第1063話の扉絵には、全身を凍らされ何かを奪われたかのようなクラッカーとその後ろで泣いているシャーロット・ブリュレの姿が描かれました。ファンからは「クラッカーが氷漬けにされている。きっと青雉にやられたんだろうな」「クラッカーの力って所詮こんなものだよな」というコメントも。一方で「ヒエヒエの実の青雉とは相性最悪だろうし、仕方ないね」「お兄ちゃん頑張ったよ」と擁護する声も少なくありません。