「ひとつなぎの大秘宝」の情報を持つ「火ノ傷の男」は誰だ! 読者混乱、有力な考察とは?【ワンピース最終章】
『ONE PIECE』の「ワノ国編」が終幕後、新情報が大量に明かされ、読者の間で混乱する声があがっていました。なかでもキッドが語った「火ノ傷の男」の正体が誰なのか、注目が集まっています。この記事では、登場キャラのなかの「火ノ傷の男」候補をご紹介します。
「火ノ傷の男」の有力候補は全部で4人?
『ONE PIECE(ワンピース)』の「ワノ国編」が終幕し、ローからロードポーネグリフの写しをもらった場面で、キッドから「火ノ傷の男」というワードが登場しました。キラーが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」について言及したときにキッドが放ったセリフのため、海賊王になるまでの道のりに大きく関わってくる人物なのは確実視されています。この記事では、読者の間で盛んに行われている、「火ノ傷の男」は誰か、について考察していきます。
「火」と「傷」と言われて、まず思い浮かぶのはサボとクザンのふたりでしょう。サボは顔に傷があり、「メラメラの実」の能力者です。戦う様子を見てつけられた名前ならば、サボである可能性は高そうです。しかし、義兄弟であるルフィが「何だそれ」と発言していることから、サボではない、という意見の読者も多いです。
クザンは、サカズキとの決闘でひどい火傷を負っていました。「火」との関わりはあまりありませんが、火傷の跡を「火ノ傷」と表現しているのであれば、意味深な行動を繰り返すクザンが「火ノ傷の男」である可能性は捨てきれません。
また、火ノ傷の男の話題が出たシーンで、ロビンとローが抜かれる描写があったことから、ふたりに関係する人物なのではないか、という意見もあります。ローはどこか暗い表情を浮かべており、「火ノ傷の男」について心当たりがあるようです。ロビンに関しては「?」と浮かべており、何かしら関係していることは伝わりました。このシーンが描かれた数話後に命の恩人・サウロが生存していることが明かされたことから「『火ノ傷の男』はオハラで大ケガを負ったサウロなのでは?」という考察が有力になってきました。
理由はふたつあります。ひとつはオハラでのバスターコールで受けた、凍傷による傷跡が火傷跡と見間違えられたのではないか、という意見です。そして、もうひとつはオハラの本を持ち出した巨人族というのが、サウロだったのだろう、という推測です。おそらく、オハラの本には「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」について言及したものがあるはずです。そうであれば、サウロが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」についての情報を持っていてもおかしくありません。
以上の理由から、サウロは現状登場している人物のなかで最有力な「火ノ傷の男」とされています。しかし、ローがサウロとどうつながっているかは描かれていないため、ローの暗い表情については謎が残ったままです。
ほかにも「火ノ傷」が「火の形の傷」なのであれば、腕に炎のようなイラストが刻まれているウルージも候補にあがってきます。最悪の世代メンバーでありながら、唯一登場シーンが少ないことから、ウルージの正体が気になる読者も多いようです。
(マグミクス編集部)