千葉で「2022日本ローカルヒーロー祭」 観客と一体の会場、雨をも跳ね返す
2022年11月12日から13日にかけて、千葉で「2022日本ローカルヒーロー祭」が開催されました。2日間にわたり行われた当イベントには日本各地のローカルヒーローが集結。子供から年配の方まで多くのファンが会場に詰めかけ、ヒーローショーやヒーローとのふれあいを楽しみました。イベント当日の様子をレポートします。
日本各地からローカルヒーローが参戦

2022年11月12日から13日にかけて、日本各地のローカルヒーローが集結する一大イベント、『2022日本ローカルヒーロー祭』が千葉市内で開催されました。悪天候にも負けずに奮闘したヒーローたちによる歌、踊り、アクション、マジックなどさまざまな出し物で盛り上がったステージショーや、ファンとの交流が大いに盛り上がった、イベント2日目の様子をレポートします。
1966年に放送開始した『ウルトラマン』から巻き起こった特撮ヒーローブームは『仮面ライダー』や『秘密戦隊ゴレンジャー』など、現代にまで続くヒーローたちを次々と生み出しただけでなく、さまざまな名作・傑作、怪作・奇作を世に送り出しました。「日本といえば特撮ヒーロー、特撮ヒーローといえば日本」と断言できるほどに、日本人は特撮ヒーローに親しんできました。
日本を、世界を、地球を守るために戦うヒーローたちも数多く存在しますが、近年では地域のために戦うローカルヒーローが脚光を浴びています。そんなヒーローたちが一堂に集結した夢のイベント、それが『日本ローカルヒーロー祭』なのです。
イベント2日目は「フェスティバルウォーク蘇我」が会場となりました。午前中から雲が出ており、雨も予告されている悪天候ながら、開場と同時に多くのファンがイベント会場を訪れました。広場には多くのローカルヒーローたちが集結しており、ファンとの記念撮影に気軽に応じるなど、ヒーローとファンの双方がイベント楽しんでいる光景が見られました。
取材中に特に強い印象を受けたのは、ファンの女性比率の高さです。高齢の方から子供連れまで性別を問わず幅広い年齢層の方が訪れていましたが、なかでも若い女性が大きめのカメラを手に、ローカルヒーローたちを撮影している様子が会場のあちらこちらで見られました。ヒーローによってはファンの男女比率が1:9ほどになっていることもあり、ローカルヒーローが一種のアイドルとしても定着しつつあることを物語っていました。