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千葉で「2022日本ローカルヒーロー祭」 観客と一体の会場、雨をも跳ね返す

悪天候を跳ね飛ばすアクションショーの熱気

全ヒーローが集結し、観客と一体となって踊った「ローカルヒーロー音頭」
全ヒーローが集結し、観客と一体となって踊った「ローカルヒーロー音頭」

 13日の11:30から開催されたオープニングでは、膨大な数のローカルヒーローたちが次々と舞台へと上がり、ひとりひとりの名前やバックボーンが読み上げられました。ヒーローたちが決めポーズを取るたびに、ファンからは拍手が沸き起こっていました。

 しかしながらこの日は強風が吹き、午後には雨がちらつき始めるなど徐々に天候が悪化。最後まで開催できるか危ぶまれましたが、ヒーローとファンの双方がイベントを最後まで完遂するという気迫に満ちあふれており、悪天候をものともせずに会場に留まり続けていたのが印象的でした。

 オープニングに続いてトップをきって開催されたのが、歌とダンスで世界を救う特撮×アイドルユニット「特撮Boys」と、「株式会社悪の秘密結社」代表取締役社長の「ヤバイ仮面」のヒーローショー。その後も、『時空戦士イバライガー』『ビートファイター Ace』のショーが続き、さらにヒーローたちが壇上へと上がり、みなで「ローカルヒーロー音頭」を踊るなど、ますますショーは盛り上がっていきました。

 このあたりから雨が本降りと小雨を交互に繰り返すようになり、舞台の上も濡れた状態に。それでもこの日のために準備を進めてきたヒーローたちはひるむことなくショーを続行、『清流光神ハクジャオー』『梟の戦騎カント』『ネオリアル』『蒼象神ザナ』のコラボアクションショーや、福島3Dショーと銘打たれた『ダルライザー』『相双神旗ディネード』『丞神デナー』の福島のローカルヒーローによるショーと続き、イベントはクライマックスへ向け突き進みます。

 この日、ショーのラストを飾ったのは『鳳神ヤツルギ』『海洋戦士シーセーバー』『時空戦士イバライガー』のコラボアクションショー。本降りの雨のなか、足元が悪いにも関わらずヒーローたちは激しいアクションを繰り出し最後までショーをやりとげ、見届けたファンたちからは大きな拍手が寄せられていました。

 イベントの最後は、全ヒーローが舞台上に上がり「ローカルヒーロー音頭」と公式テーマソング「Dreamer」を披露。2022年の「ローカルヒーロー祭」を締めくくりました。

(早川清一朗)

※タイトル、本文の一部を修正しました。(2022.11.21 12:35)

【画像】会場ギッチギチ! 盛り上がる「ローカルヒーロー祭」と気さくなヒーローたち(11枚)

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